エビチリに青椒肉糸。
どっちも、年に1回くらいしかつくらないメニューだけれど、ご飯ととても相性がよくて、定番になるだけのことがありますね。(これはカバブや羊の煮込みにもいえることだけれど)、中華の基本の仕事をきちんとしておけば、安い材料を使っても、結構おいしくいただけます。
下ごしらえの順番をうまく組み立てれば、うまく組み込めるほんの一手間。
これで、ランチやパーティーの楽しさが段違いに変わりますので、ぜひ実践してくださいね。

中華の定番(エビチリに青椒肉糸)弁当
- えびのチリソース
 - 青椒肉糸
 - 青菜のねぎ・しょうがあんかけ
 - 甘えびの頭のから揚げ
 - 蒸しなす
 - ご飯+ザーサイ
 
◎レシピ
えびのチリソース
- えびの背わたを取り、車えび系の大きなえびの場合は、背中を切り開く。それを、塩、酒、油、重曹、片栗粉、卵白、油をまぶし、しばらく置く
 - 1をさっと湯通し
 - チリソースのベースとなる合わせ調味料をつくる。トマトケチャップ、ソース少々(今回はタマリンドの甘みを出すためオタフク)、酢、砂糖、スープ、醤油などを合わせる
 - 鍋に油を熱し、みじん切りのねぎ、しょうが、豆板醤を入れて香りと辛味を出す
 - 4にねぎのみじん切りたっぷりを加え、さらに3の合わせ調味料、スープを加え味を調える
 - 5に2のえびを加えて煮立て、片栗粉でとろみを付ける
 
青椒肉糸
- 豚肉を細切りにして、醤油、紹興酒(日本酒で代用可)、重曹、油、片栗粉を絡め、しばらく置く
 - ピーマン、たけのこ、生しいたけを細切り
 - 1をさっと湯通し
 - 合わせ調味料をつくる。醤油、オイスターソース、紹興酒、砂糖、
 - 油を熱した鍋でみじん切りのねぎ、しょうがを入れて香りを立て、2、3の材料を加えて3、4振り
 - 5に4の合わせ調味料を加え、2、3振り。仕上げに少量のごま油をたらす
 
青菜のねぎ・しょうがあんかけ
- 青菜(今回は青梗菜)をさっとゆでる
 - 少量の油を熱した鍋で、みじん切りのねぎ、しょうがをたっぷり加えて炒める
 - 2にスープを注ぎ、塩、日本酒、砂糖などで味を調える。
 - 3に水溶き片栗粉でとろみを付け、ねぎ油で香りをつける
 - 十分に水を切った青菜に、ねぎ・しょうがあんをかける
 
例によって、エビチリと青椒肉糸には、お好みでにんにくを。
でも、ねぎ・しょうがあんかけには、にんにくはなし。
お弁当の場合は(冷めたこと前提)、ねぎを強めにした方がよいのですが、熱いまま食卓に出せる場合は、思いっきりしょうがを強めにすると、非常に気持ちのいい味に仕上がります。特に、寒い時期には強力なしょうがの香りが、とりわけうれしかったりします。
甘えびは、前日のお夕飯でお造りでいただいた残りを、花椒などをきかせてから揚げにして、添えてみました。
調理工程表
- 蒸しなす用のなす、トマト、胡瓜をカット
 - 鍋に湯を沸かし、なすを蒸す
 - 豚肉細切り、下味つけ
 - えび下ごしらえ、下味付け
 - 各お料理の野菜の下ごしらえ
 - なす蒸し終了
 - 青菜ゆで
 - 豚肉湯通し
 - えび湯通し
 - ねぎ・しょうがあん→鍋洗い
 - 青椒肉糸調理→鍋洗い
 - エビチリ調理
 
やっぱり、サラダ系の調理は牛肉や羊肉を扱う時の癖で、お肉を扱う前にしたいですね。

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