2011/09/21

事態は豆男子、らしい

ひさびさのネタ本系エントリです。

今売りの料理通信誌(2011年10月号)の第二特集が「ハーブ&スパイスでつくる豆レシピ」です。第一特集のアメリカ版小さくて強い店チック特集も魅力的ですが、第二特集も負けず強力です。

料理通信の豆男子特集
まずファラフェルから始まって、ポルトガルやトスカーナ風味のスパイス+ハーブ料理。そしてインド系豆+スパイス料理って、ほぼ無敵なラインナップ。

その特集のキモが「豆好き男子」がレシピを紹介するってことらしく。

そういえば、自分もなにげに豆料理は大好きで、中東方面ではホンモスターメイヤ、ファラフェル、コシャリ。洋食だとレンズ豆のサラダとかクスクス(自分のつくるクスクスは完全にフランス系、でもタブレはレバノン系だけど)とか。それに、プエルトリコのごはん+味噌汁なアロスコンアビチュエラとか。完全に日々の常食になってるようなお料理もたくさんあるもんなあ。あ、青い豆とクスクスのサラダも相当にうまかった。

そもそも、ブログのタイトル写真がそらまめのあっさり煮(フールメダミス)だし。

中でも、やっぱり男気あぶれる豆のたべかたといえば、やっぱりコシャリやアロスコンアビチュエラみたいな、豆+炭水化物を一気にかき込むガッツリ路線でしょう。この特集に触発されて、居ても立ってもいられずにひよこ豆を浸水させたのをきっかけに、豆食男子生活がかなり常態化しています。

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ちなみに

ファラフェルのレシピでブログ書いたことなかったのか・・・どこにいったか分からなくなってる、ファラフェル成型器がでてきたら(2014.4・みつかった!)、一度書かなきゃ。

2011/09/18

普段のトマトサラダ

基本マヨネーズはあまり乱用しないようにしているのですが、冷やしトマトには何かつけた方が好きで、その筆頭はマヨネーズです。

でも、マヨネーズ以外で一番よくたべる方法は、と考えてみると、それはたぶんシェリービネガーのドレッシングではないかとおもいます。最近、プエルトリコ風豆ご飯に添えるためにあったアボカドも一緒にいれたりしているのですが、基本はトマトだけでもおんなじです。

トマトサラダ
◎トマトサラダ
トマト中1個の場合
  1. ドレッシングをつくる。シェリービネガー大さじ2、オリーブ油大さじ1、好みのハーブ・スパイス(普段はエルブドプロバンスを入れたり、ハーブビネガーをすこし加えたり、ミントを入れることも)。
  2. トマトは種を取り1-2cm角に、玉ねぎ1/8個はみじん切りまたはスライス、パセリ1枝は粗みじん
  3. 2の材料を1のドレッシングで和え、冷蔵庫で少し休ませてなじませる

今日のサラダはたまたまあり合わせの都合で、プチトマト、紫たまねぎ、イタリアンパセリを使用。パセリは、普通の人の感覚よりはたっぷりめに使います。甘い味好きなので、ビネガーには小さじ1ほどの砂糖もいれます。

油は一般的分量よりは少なめなので、オイル強めが好きな方はお好みで。自分は酢やレモンの味をじゃぶじゃぶ気味にまわして調理するのが好きなので、この油の分量でも多めに感じます。

譲れないポイントは、トマトの種を取って、できればペーパータオルなどで余分な水分を切ること。そもそも、冷やしトマトが例外で、基本的に種は取る派です。でも、皮は気にならないし、手間も面倒くさいから、余程ののことがない限り剥かないのですが・・・

2011/09/16

腸詰と鶏肉と搾菜の蒸し物

学生時代の中華街レストランバイト時代のまかない飯のいくつかは、お手軽で安くてうまい裏ワザ中華として、いまでも時折つくってたのしむものがいくつかあります。

レタスの湯引きだったり、チリソース+卵だったり。

そんな中で、なかなかつくる機会に恵まれないのですが、一番大好きだったお料理が今回の腸詰と鶏肉と搾菜の蒸し物です。調理方法はいたってシンプル。材料と調味料をバット状の容器にいれ、蒸し煮にするだけ。鶏のうまみと、腸詰のコクと甘さ、搾菜の塩味と風味が一体となって、相当なうまさです。


とはいえ、地方に住んでいると腸詰の入手はなかなかに困難。しかも、あんまり安いものではないので、おいそれと調理用に用いるのにも腰が引けたりするのですが、それでもやるだけの価値はあるお料理です。

腸詰と鶏肉と搾菜の蒸し物
鶏もも肉1枚、腸詰1本、搾菜1/3個程度の場合
  1. 鶏もも肉は唐揚げくらいの大きさ、腸詰は厚さ1cm強の斜め切り。ザーサイはそのまま食べられるくらいに塩抜きして、気持ち厚めの薄切り。
  2. バットやグラタン皿の様な容器に、紹興酒とスープ各1/2カップ、醤油大さじ1、砂糖(今回はきび砂糖を使用)大さじ1-2を合わせ、1の材料がまんべんなく混ざる状態になるように加える
  3. 2を蒸し器に入れ30分蒸す、火を止めて15分くらい置く

スープをインスタントにする場合、その塩加減などもあるので、塩味や甘さは味見して、好みの加減にしてください。

個人的には、まかない情緒を味わいたいので、そのまま常温下で、ぬるく冷めたところで食べるのが好み。一般的な調理の理論でいえば、温度が下がっている過程でより味が浸透している筈だから味わいも深まっている筈です。

このお料理、いかにもお酒と合いそうですが、賄い飯で食べてた経験がベースにあるためか(味付けも濃いめに振れて)、ご飯のおかずとして食べるのが好きです。普通のご飯もいいのですが、香港の家庭チックなイメージで、インディカ米ご飯ともよく合います。

さらに、固め(アルデンテ)に土鍋で炊きあげたご飯に、この料理の具材と汁を振りかけて、ガッと加熱して味をまわして食べるのも、なかなかの楽しさ。中華系に振ったホームパーティの締めにもどうぞ。

その状態なら汁気も飛んで、青菜を添えれば、焼物系會飯みたく、お弁当にもサイコーそうです。