2015/04/02

カリーシュニッツェル

とんかつを食べる時、普段はケチャップととんかつソースとその他のソースとタバスコなどをそのときの気分で混ぜたものを付けていただくのですが、最近のマイブームは、表題のような食べ方です。

ドイツ名物、カリーヴルストを真似て、ケチャップとカレー粉をかけていただくスタイル。料理名は「カリーシュニッツェル」ってことでよいかとおもいます。

家庭のとんかつでもケチャップの力とスパイスの香りで、いつもとはちょっと違うおいしさが楽しめますが、やっぱり本領を発揮するのがお肉屋さんで揚げてもらったとんかつ。ラードなどの動物油フライこそ、ケチャップの潜在能力がフルに発揮されビールだけでなく、お手軽な赤ワインやパンと一緒に食べてもなかなかに楽しめます。


最近はとんかつだけでなく、お肉屋さんのコロッケ(写真はこれ、カリーシュニッツエル式コロッケサンド)や(肉々しい)メンチカツにもこの食べ方を導入。お昼ご飯のおかずにも、サンドイッチにアレンジしてもよく、すっかりお気に入りです。

プラムチリビール

例によってすっかりご無沙汰な更新になりましたが…

もう初夏に仕込むのがすっかり恒例となったプラムのチリ煮ですが、最近お気に入りの使い道がこのシロップと果肉をビールで割るもの。今まではヨーグルトにかけたり、(時には白いスピリッツとともに)ソーダで割ったりしていましたが、これがベストの用い方です。




ビールの苦みと、プラムの香り、シロップの甘さ、果肉のモロモロ感も日脚が伸びていくこの季節の夕方の気分をとても高めてくれます。当然、出盛り時期の夏にもよさげです。

でも、実はこのエントリの本当のポイントはシロップの部分ではなくて、

割り材にビールではなくて、発泡酒第三のビールの類を使うことです。これまでも感じていたことですが、ビアカクテルの場合、単体で飲む時に感じる物足りなさが、逆に好ましい控えめさに転じると感じるようになってきました。

パナシェにしたり、シロップを割ったり、ドッグズノーズにしたり。0(ゼロ)っぽさや端麗さ、麦の風味を感じるものを使ってみたり、割るものとの相性で使い分けると、本物のビールでビアカクテルをつくるより、広がりがでてきます。

ちなみに今の自分におけるその極致が、アペロール用の割り材。これにはサントリーのオールフリー・レモンライムフレーバーが最強に合います。ぜひお試しください。