昨日のお弁当にも登場しましたが、今、野生の太っとくて葉っぱも大きい三つ葉をいただいたのがあります。きのうは、あっさりとおひたしにしてみましたが、風味も味も歯ごたえも、しっかりしているこの三つ葉は、すき焼きにいれてもぜんぜん負けません。
その三つ葉。写真の表面上はすこししかみえてませんが、牛肉付近の底にぎっちりと、軽く湯通ししたものを敷いてあります。ここに、すきやきの、肉の旨みと砂糖と醤油の甘辛さが濃縮されたたれが絡むと、とても春らしいすっきりした香りとあいまって。
しっかり味のお料理のときにはお約束の白めしですが、茶色目・中華のような、こってりガッツリ系の味わい時とはまたちがう、ちょいと技ありな味わいが、気持ちよくご飯をすすめてくれます。
牛肉と三つ葉のすきやき風弁当
- 牛肉と三つ葉のすき焼き風
- ご飯
◎レシピ
牛肉と三つ葉のすき焼き風
- 3-5cm程度に切った三つ葉(野生)をさっと湯通し
- 食べやすい大きさに切った牛肉(今回は切り落とし)を、牛脂をうっすら引いたフライパンでさっと炒める
- 2のフライパンをペーパータオルなどできれいに拭き、チンしたにんじん、ねぎ、パプリカ(赤、黄色)、まいたけ、エリンギ、たけのこ(ゆでたもの)、れんこん(同)をさっと炒める
- 野菜を炒り終えたフライパンに砂糖、醤油、酒などを煮立て、牛肉をさっと煮る
- 4の割り下を煮詰まらないように酒などを足しながら、3のきのこ、根菜、たけのこ、ねぎなどをさっと煮る
- お弁当箱に4、5の肉や野菜、割り下で煮ていない野菜も一緒に彩りよく盛り付ける。牛肉は1の三つ葉を敷いた上に
すき焼きというと、けっこう脂っこそうだけれど、テフロン加工のフライパンを使い、牛肉を焼く以外は、ほとんど油を足さずに炒りつけて、余分な脂肪の摂取をカット。いちおう、ダイエッターウイーク継続中なもので・・・
例によって「じっくり煮込んで素材に味をしみこませるより、表面にさっと濃い目の味を絡ませて、素材そのものの味とのコントラストを楽しむ」手法は、今回も健在。
甘辛い割り下も、濃い目のたれを、肉や野菜の表面にさっと絡めるだけにとどめ、盛り付け前には余分な汁は切っているので、きのこもにんじんも、噛むと素材自体の味が楽しめるし、だいたい汁がでないからお弁当にもぴったりです。
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