2008/03/31
焼きさばにウスターソース*プライマリ
若狭の幸特集、とはいえ鯖はノルウェー産。でも、缶詰や焼き鯖にはこのあぶらたっぷり感がとてもおいしいので、積極的に肯定します。
だいたい、食の伝統やうまい調理法、加工技術のある地域に、広く食材が集積されるのは、浦安の浅利にしても、高知の鰹にしても、岡山のさわらにしても、全くINだとおもっています。だから、小浜のさばについては、焼きさば、へしこ、缶詰までは、断然ノルウェー肯定派です。
だって、(基本的にあぶらの味はきらいだけど、青魚のあぶらは)おいしいもの。でも、しめさばにきずし、さば寿司、それに、なれずしは地物以外はありえません。
で、焼きさばのお味には、お醤油より、ポン酢よりウスターソースがだんぜんぴったり。
今日はビネガーで酸味を足して、パンに合わせてみたけれど、ごはんにもぴったりで、白めしもがっつりいけます。
そんなわけで、今日のサンドイッチでは、当然のごとく、さばの味付けにウスターソースを使いました。
かねてからの持論ですが、焼きさばに最もあう調味料はウスターソース、とりわけプレミアム・オーガニック調味料のヒカリソースです。
数あるソースの中でも、甘めで野菜やみかんの味が生きているヒカリソースの味は、とんかつやコロッケ、各種フライ料理なんかより、焼き鯖でいちばん本領が発揮されると思います。
ヒカリソースって、味と安全へのこだわりには共感するけど、スパイシーさに欠けるし、甘ったるさもちょっと、って方は、ぜひこの食べ方にチャレンジしてみることをおススメします。
焼き魚にソースって、ゲテモノ?って、思われる方もいるかもしれません。
でも、この本によると、香港ではハムユイ(鹹魚)にリーペリンのソースかけるそうですよ。
お魚のフレイバーを、ソースの酸味とスパイスでまるめこんで、旨みを強調するのって、グローバルな視点からみると、ノーマルなお味だと思うんですけど。
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