ほんとうは、最初のクッベは、牛肉の焼きクッベにしようと思っていたのですが、なかなか牛ミンチが売ってないので、お手軽な鶏のクッベにしました。
クッベは、お肉にブルグルやたまねぎを混ぜたもので、しっかり味付けしたお肉のフィリングを包んだお料理。紡錘形にして揚げたものはかなりメジャーな前菜(メッゼ、メッザ)のひとつだし、レシピ本をみると、ヨーグルトで煮込んだものもあります。
焼きクッベは、菱形に切るのが定番、って料理本にありますが、今回はアンソニーがベイルート・ジュマイゼ地区の超有名店、Le Chefで食べてたのに習って、ピザ風の放射形に切ってみました。
鶏肉のクッベと焼きなすサラダの弁当
- 鶏肉の焼きクッベ
- めぎすのグリル
- 焼きなすサラダ
- ほうれん草とチーズの包み揚げ
- ピタパン
鶏肉の焼きクッベ(直径20cm弱分、鶏ミンチ200gの場合)
- 鶏ひき肉80g、たまねぎみじん切り1/6個、パセリみじん切り、スパイス(オールスパイス、コリアンダー、クミン、胡椒など)、塩、パセリなどをオリーブ油で炒め、松の実を加える
- 鶏ミンチ120gに、たまねぎ粗みじん切り1/4-6個、ブルグル(ふかしたもの、クスクスで代用可)カップ3/4杯、スパイス、塩をフードプロセッサにかける。
- 金皿に2半量を薄く敷き、1を中央に敷き、その上に残りの2を薄くかぶせる。表面には放射型または菱形の切れ目を入れる
- 3の表面にオリーブ油を薄く塗り、を200度のオーブンで10分、250度に温度を上げて3分(焼き色を付ける)、その後しばらく休ませる
- 3の切れ目に沿って切り分ける
- なす3個を焼き、焦げた皮を剥き、余分な水分を切る。食べやすい大きさに切る
- きゅうり、トマト、たまねぎ、パセリ(ふつうの、イタリアンどちらでも可)を食べやすい大きさに切る
- ボウルにスパイス(オールスパイス、クミン、胡椒、コリアンダー)、ハーブ(エルブドプロバンス、ミント等)、塩、レモン汁、オリーブ油を入れ、よく混ぜ合わせる
- 3に1、2を入れ、よくなじませる
レバノン料理で焼きなすといえば、ババガヌージ(ムッタバル、なすのペースト)が定番ですが、こんな風にすっきりした味にしたのも、かなり気分よくいただけます。
ほうれん草とチーズの包み揚げ
- ほうれん草は粗みじんのたまねぎとさっと炒め、トマトペーストを絡めて塩、スパイスで味付けしておく
- チーズ:餃子の皮にパセリ少々とオリーブオイルたらし、その上に適当な大きさのチーズを乗せ、細長い形に包む(今回はあり合わせのとろけるチーズを使用)
- ほうれん草:1でつくったフィリングを餃子の皮に乗せ、円周の三分の一ずつをつまむようにして包む
- 2、3をからりと揚げる
めぎすのグリル
要はめぎすの塩焼きなんだけど、骨を外した身にタヒニ(練り胡麻で代用可)、レモン汁、オリーブ油(EXバージン)、たまねぎ薄切り、パセリを添えて、パンに挟んでいただきます。なんちゃってシャワルマ弁当のときのはたはたのいただき方とおなじですが、
個人的に、めぎすは、この食べ方との相性がもっともよいお魚の一つだとおもっています。
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