お料理の好きな方なら、たぶん一度は購入を考えたことがあるであろう「ル・クルーゼ」の調理器具。個人的に、調理器具にはそんなにこだわらない性質なのですが、この会社の製品でほしくてほしくてたまらなくなり、雑誌でみた30分後に注文を終えていた製品がひとつあります。
それが、タジン(鍋)!
モロッコ料理では定番中の定番の、鍋料理に使うやつです。
普通のタジンは、陶器で茶色っぽい色目ですけれど、ここんちのはとんがり屋根状態のふたの部分が、鮮やかな赤または青。いや、あざやかというより、衝撃的な見かけに、一発でK.O.されました。
実はこの鍋、購入してから2年くらい経つのですが、使うのは今回がはじめて。でも、使いようがないってわけではなく、下の材料を入れる部分をすき焼き鍋のかわりにしたり、焙烙鍋みたいにして蒸し焼き用につかったり、とても便利な使い方はありそうにおもいます。
ただ、問題なのは鍋自体がとても大きくて、収納にこまること。キッチン内の取り出しやすいところに、この鍋をしまっておければ、もっと便利に使えるのでしょうけれど・・・
タジン弁当
- 仔羊のタジン
- 焦がしたまねぎバターライス
仔羊のタジン(肉約200gに対して)
- 大きめに切ったにんじん1本、厚めの輪切りにしたたまねぎ1個、羊肉をさっと炒める
- 鍋に、1のにんじん、たまねぎを敷いた上に肉を載せ、その上にプルーンやあんずなどのドライフルーツをのせる。肉の周囲に厚めの輪切りのズッキーニを並べる。最後に肉の上にトマトやさやいんげんをのせる
- シナモン、コリアンダー、キャラウェイ、サフラン(の代用の紅花)、パプリカ(粉)、胡椒、オールスパイスなどのスパイスと塩を合せ、200-400ccの水で溶く(この時にだいたいの塩味を決める)。それを2の鍋の材料にまんべんなくかける
- 3の鍋を弱火で1時間くらい煮込む。仕上げの5-10分くらい前に、パプリカなど色目の野菜を入れて、さっと火を通す
- 香菜をたっぷりのせて提供する
レシピは、googleで「タジン、作り方」検索してトップでヒットするレシピと、いつもの中野・カルタゴのレシピなんかを参考にして作ってみました。(モロッコ料理としての)タジンって言葉は、どうやら日本料理の鍋、韓国・朝鮮料理のチゲみたいなものみたいなものらしいので、レシピは材料などによって千差万別みたいです。
ドライフルーツは、煮込むと肉や野菜のお味と油、スパイスのお味と一体になり、とてもまろやかになるので、次回はかなりたっぷり目に使って、シナモンも強めにして、チャレンジしてみたいとおもっています。
ただ・・・
とても美味しいお料理でしたが、じつは焦がしてしまい、炭のお味が少し混ざってしまいました。写真が全般にすこし黒ずんでみえるのは、このためです。
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