その第一弾として、頭に真っ先に浮かんだのが表題の料理、コロンボです。
そもそもコロンボとは?
- フランス語圏では、カレー系スパイス料理をコロンボと総称する(20席のフランス料理店,柴田書店)
- フランス海外県のマルティニークなどの郷土料理です。移民である労働者たちの間で食されてきた、骨太な味です(BRIO、2003年5月号)
いずれも、銀座のレストラン「マルディ・グラ」の和知徹さんの言。
最初にこのお料理を知ったのはBRIO誌の記事ですが、スパイシーで肉がごっつり入っている外観に加え、マルチニーク(カリブ海の島)という響きにもかなりぐっときていました。
なにしろ、ストレートやロックでいただくラム酒は基本的に「rhum」と綴るマルチニークものばかり。夏になればzoukばっかり聴いているzouk-la-se sel medikaman nou ni(zouk is only medicine we have)な体質で、夏場に仕事しながら聞いていたネットラジオもNRJ antilles。mixiの自己紹介欄では、好きな××の項目で、音楽、食べ物、観光地の三つの項目に共通して絡んでくる、フランス、レバノンとならぶ最強お気に入り地域です。
実際に、上記二つのネタ本のレシピをミックスしてつくってみると、これが期待をうらぎらないたっぷり、しっかりしたお味。まずは大成功でした。
コロンボ弁当
- コロンボ
- 焦がし玉ねぎバターライス
◎レシピ
コロンボ(肉200gの場合)
- ラム肉を3cm角くらいに切る(肉はおそうじの際。余分な脂身は取り除く)
- ズッキーニ1/2本、なす1本、赤、黄色のパプリカ(小)角1/2個を、かなり大きめに切る2の野菜をさっと炒める
- オリーブ油を熱し、ラム肉を炒める。肉に火が通ったら、3の野菜を加え、スパイス、塩、トマト水煮1/2缶、トマトペースト適量を加え、3-5分ほど煮る
- 煮詰まりそうになったら、鶏スープを適量を加えてさっと煮立て、野菜に火が通ればできあがり
羊のお肉の脂は融点が低いため、常温では固体です。だからお弁当にするために、かなり脂身を取り除き、赤身の旨みをかみ締めて楽しむお肉にしました。
今回使ったスパイスは、ガラムマサラ、コリアンダー、オールスパイス、カルダモン、サフラン(の代用品の紅花)唐辛子、胡椒。クミンは禁じ手にしました。その訳は・・・
BRIO誌のレシピでは、できあがったコロンボを、土鍋で炊いたバターライスの上に乗せ、鯛めしみたいにお客さんの前で具とご飯をざっくりと混ぜて盛り付けるプレゼンテーションの仕方を紹介しています。この手法、パーティーとかで非常にとても、かなりステキに使えそうでしょ。
焦がしたまねぎバターライス(3合)
- 米は少量のバターでさっと炒める
- たまねぎ(1/2-1個)は、みじん切りにして、こんがりと茶色になるまでじっくりと炒める
- 1と2を炊飯器に入れ、鶏のスープで炊き上げる
鶏のスープは、基本的にインスタントを使用ですが、コロンボでは中華のがらスープ、バターライスではホーニングの固形を使いました。
*追記:その後のコロンボの記事(2016/08/26)
コロンボとは、ということで流れて来られる人が今でもあるので、、その後のコロンボ関係な時期をいくつか紹介しておきます。マルティニークやグアドループで食べたり、レシピを教わったりしたことの記録です。
とりあえず、コロンボを食べる :マルティニークのスナックのコロンボ
鶏肉のコロンボ :スパイスを売っていたマルシェで教わったレシピ
えいのコロンボ、子山羊のコロンボ :マルティニークで食べたコロンボ
えいのコロンボを実作してみた :上記えいのコロンボを日本でも実作
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