「貧乏人のキャビア」というと、一般にはババガヌジ(baba ganouj、またはムッタバル)のような、場合によっては黒オリーブを加えた、なすペーストのことらしいですが、ジョエル・ロビュションはテレビの料理番組で、レンズ豆のことも、サラダの回で「さあキャビアだ、貧乏人のね」っていってました。だから、気分は、貧乏人のキャビアちらしです。
さいわい、レンズ豆はいろいろと使いようがあるので、余分にゆでてありました。サラダの材料やバターライスもまだ残っています。あと、仕込みですることっていったら、マカロニをゆでることと、付け合せのサラダとつくることくらい。
さて、エジプト渡航歴のある方なら、ピンときたのでは。
そう、米+マカロニ+豆とくれば、それはまるでコシャリでしょう!ただ、今回はちらし寿司風なので、トマトソースも揚げたまねぎもひかえて、さっぱりテイストに仕上げてみました。
とはいえ、もともとコシャリはコプト教徒の精進料理らしいので、今日のメニューも生臭もの抜きです。
レンズ豆の洋風ちらし寿司弁当
- レンズ豆の洋風ちらし寿司
- パパイヤサラダ
◎レシピ
レンズ豆の洋風ちらし寿司(基本的に昨日の各レシピと共通)
- にんじん、たまねぎ、セロリ、パプリカ(赤、黄)をごく細かいみじん切り
- レンズ豆をゆでる。お湯には塩と1の野菜のくずを入れる
- 1のパプリカ以外をオリーブ油で炒め、おおむね火が入ったところでパプリカを加え、火を止める
- マカロニをゆで、オリーブ油をうすくまぶす
- 2、3とみじん切りのパセリを混ぜる
- おてがるバターライス風をつくる
- ドレッシングは白ワインビネガー(今回はハーブ風味を使用)、EXバージンオリーブ油、エルブドプロバンス、塩、こしょうで
- 下からバターライス、マカロニ、レンズ豆と盛り付け、ドレッシングをかける。よくかき混ぜていただく
お弁当箱には、こんな風に材料は別々につめて持っていって、食べる直前に、ドレッシングをかけ、かきまぜてました。
なお、レンズ豆はフランス産の緑ではなく、アメリカ産の茶色めな、より価格の安い方を使ってます。
こんなお弁当たべちゃうと、どうにもコシャリが食べたくなってしまいますね。コシャリも、手の抜き方次第で、けっこう簡単なお手軽メニューなんですが、それはまた別の話、ってことで
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