あこがれ料理第一弾のコロンボをつくるにあたり、2つのレシピを参考にしました。
いずれも、銀座「マルディ・グラ」の和知さんのものです。
- 20席のフランス料理店,柴田書店
- BRIO,2003年5月号
ただ、調理開始前にずいぶんと頭を悩ませたことが。
それは、スパイスの使い方について。
うずらのコロンボの前者では
「西インド産のカレー粉を使用。配合内容はアニス、コリアンダー、クローブ、辛マスタードシード、こしょう、サフラン、米。唐辛子、ターメリック、クミンを含まない」と。
一方、羊の肉を使う後者では、
「用意するスパイスは、コリアンダーシード、オールスパイス、クミン、カルダモン<<略>>クミンはこの料理にかかせないスパイス」と。
クミンをどうするかというところで、非常に思案しました。たしかに、クミンを使うと、ストレートなエキゾチックな味に仕上げることができる。
けれども、前者の解説文の中には、こんな言葉が。
「アニスやサフランが香るコロニアルなスパイスブレンド」結局、この文言にしびれて、今回はクミンを使わない調理法にしてみました。
だから、サフラン(といっても、代用品の紅花)もたっぷり。とかって書いていたら、アニスがない分をアラックで補ってごまかそうと思っていたのに、うっかり入れ忘れていたことを思い出しました。
0 件のコメント:
コメントを投稿