2008/09/08
Rhum::マリー・ガラント(marie-galnte)島のラム蒸留所
プエルトリコを経由して、マルチニークと同じフランス海外県、グアドループ島に着いた翌朝、グアドループの首都(?)、ポアント・ア・ピートルの港へ。ホテルのお兄ちゃんは8時に船があるっていってたのに、船会社のカウンターで、今日はマルチニーク行きの船はない!」。
とはいえ、こんなのは旅の常なので、飛行機にするか、あと別の船に乗るか、3分の思案の結果、後者を選択。船で約1時間のマリー・ガラント島に渡り、最初のラム蔵見学に繰り出すことにいたしました。
果たして、午前9時前に島につくと、オフィス・デュ・ツーリズムは休み。閉じられたドアの前に置いてあった観光案内の紙を読むと、三カ所の蔵の見学時間はいずれも12Hから13Hで終わるらしい。そこで、急いでレンタカーを借り、ついでにこの島に一泊しちまえ、ってことで帰りの船を翌日の朝に変更。何の心構えもなく、初の海外ドライヴ+ラム蔵見学って流れになってしまいました。
ちなみに、船の中には、マリー・ガラント往復+見学+試飲+食事で、69Eっていうプランのポスターがありました。
○ビエル(bielle)
地元のスーパーなどで一番幅を効かせていて、街で道を聞いたじいさんも一番のお気に入りだといっていた蔵。地元の人が3L入りのパックを買っている姿も何度かみかけました。
蔵までは幹線道路のN9を通って、港のある街から20分弱。幹線道路から細い道を5分ほど走ると蔵と試飲コーナー、売店があります。
とはいえ、蒸留所はそんなに大きくなくて、下手したら日本の小さな作り酒屋より小さいくらい。まずは入り口に、サトウキビを刻んで、ジュースを絞り出す機械がでーんとあります。
ガイドをしていたおじいさんによると、ここにさとうきびを放り込むと、ここで細かく粉砕して、ここで、それをギューって絞ってジュースを取る。
そして絞り終えたカスは、さらに奥に運ばれて乾燥し、蔵の外に山積みになっています。
ジュースはでっかい桶の中で発酵させ、
できたお酒はパイプを通って二台の蒸留器(カラム)で蒸留するそう。
工場の周辺には、昔に使われていた機械や、
蜜を煮詰めたりする釜の跡とみられるものも展示されています。
試飲できるのは、白ラムと定番のカクテル、ティ・ポンシュ。7年と10年のラム。そして、コーヒーやココなどを加えたリキュールなど。
ここでの購入は、7年と白ラム、リキュールとシロップのポケット瓶です。
○ベルビュー(bellevue)
お休みでした。
ビエルから山越にみえる赤い屋根と風車がこの蔵。一回幹線道路に出直して、車で東へ10分弱。ガソリンスタンドの先を左折です。さらに奥には、別の有名な風車もあるらしい。
仕方がないので、昔使われていたとみられる蔵と、風車をざっくりと見学。奥には古い蔵の倍はあろうかという、農協の建物チックな外観の新しい蒸留所がありました。
蔵の回りは、やや見下ろすようにサトウキビ畑が広がっているのも気分よしです。
○ポアソン(poisson)
ビエルからN9を西に戻り、204を経て、再びN9を北上してすぐ。15分くらい?
施設の内容はビエルと同じような感じですが、こっちの方が、かなり機械の年期が入っています。ここにはガイドする人がいなかったので、休業中の蔵を勝手に見学。
蒸留器は鉄製のような感じです。
それにしても、この発酵のタンクがならぶ感じ。造り酒屋とおんなじですね。
ここでは、試飲の小屋でおじいさんが一人店番。一通り品揃えについて話は聞いたけれど、ビエルよりも試飲の幅はちいさそう・・
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