2008/09/08

モフォンゴとか***サン・ファンのごはん

カリブ海のフランス海外県、マルチニーク島を中心に、ラム酒と音楽を訪ねる旅にでています。
旅の中で食べた食べ物と飲み物、訪れたラムの蒸留所などを、お料理ブログの一環として紹介していきます。

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マルチニーク方面へ向かう飛行機の乗り換えのため、プエルトリコのサン・ファンに一泊。とりあえず、初めて足を下ろしたカリブ地域だけに、地元めしを食わなきゃいかんだろってことで、

成田からダラス経由で、約20時間くらいの後、サン・ファン着。ホテルで荷物を軽く解いて、レストラン街に出かけたら、半分くらいの店が閉まってる。飛行機の中で、地元在住の人に聞いたオススメの店も閉店時間だったため、お店の人に「ここならオーセンティックなプエルトリコ飯だ」っていわれたカフェ(cafe puerto rico)で、最初の飯のカリブ飯です。

シーフードモフォンゴ
当然、注文するのはプエルトリコといえばお約束の「モフォンゴ(シーフード)」です。
飲み物はローカルビールのメダージャ(la medalla)で。

プエルトリコのビール
いろんな文献やサイトをざっくり調べると、モフォンゴってのは、青いバナナとかをマッシュして揚げたものらしい。でも、店のお兄ちゃんによると、ここんちのはキャッサバの芋を潰したものとのこと。すり鉢状に成形してあって、その中にムールとでっかいクラム、いか、たこなんかがたっぷり入った赤いソースが。普通におイモチックな食感で楽しくいただけます。

翌日は、異常にファンシーだけど古い町並みにとてもマッチしているでらきれいな町並みをふ、ふんっ♪てお散歩。で、ホテル前の広場で、これまた肉入りのパイ「エンパナディージャ」(Empanadilla)をちょいとつまみました。

この広場。鳩だらけ。地元のちびっ子にえさのトウモロコシをもらって手乗り鳩もやってみたよ。ここから100mほど離れた、城壁の上の公園もすげえ鳩だらけ。

市内散策のあと、ランチは創業は1800年代の老舗(らしい)、ボンボネッラ(la bonbonera)ってレストランへ。注文したのは、豚肉のロインを焼いたやつと、

豚肉のランチ
ピニャコラーダ。

ピニャコラーダ

豚肉には米とプランター(青バナナのたぐい)を焼いたやつが添えてあって、米には豆の煮たのをぐたぐたとかけて食べるのがお約束みたい。地元民の食べ方を観察してると、あとはオイルをかけたり、アボカドをのせて食べたりもしている。

「日本語では一番プエルトリコに詳しい」とされているという噂のこのサイトによると、この米と豆のアロス・コン・アビチュエラ(Arroz con Habituera)は、いわばプエルトリコの白飯と味噌汁なんだとか。

それで最初、レストランでメニューをみたとき、その名前を探してみたんだけれど、でてこない。要は、味噌汁みたいってことは、牛丼屋や定食屋の味噌汁や卵や納豆みたいなもので、豆くれって頼む添えの一品ってことなのかしら。

とりあえず、帰国の時にもう一回サンファンによるので、次はもう少し、地元民みたいな食べ方になるよう研究してみよう。

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