それはさておき、豆鼓は昔から大好きな調味料で、麻婆豆腐なんかでも、最初の豆板醤炒めのときに加えていくと味にズドンと芯が通ります。今回はお肉のお料理に使いましたが、ホタテの貝柱とか、わりとあっさりした海鮮系の食材のお料理も、ねぎやしょうがをしっかり効かせると、結構好みだったりします。
今日のお弁当は、その豆鼓の風味をたっぷり味わうのが眼目。ごはんは、久しぶりの銀シャリ。付け合せのお野菜もすっきりあっさり塩味に仕上げました。
鶏肉の豆鼓炒め弁当
- 鶏肉の豆鼓炒め
- もやし炒め
- スナップえんどうと菜の花のあっさり炒め
- ご飯
◎レシピ
鶏肉の豆鼓炒め(鶏肉100g程度でのレシピ)
- 鶏もも肉を下ごしらえする(皮と脂肪を取り除き、2cm角程度に切り、さっと湯通し)。タマネギ1/6-8個は1-1.5cm角に切る
- 長ねぎ5cm強、しょうが半かけを、それぞれみじん切りにする。豆鼓も大さじ1も刻む。陳皮も細かく刻む
- 少量の油で1の材料をこんがりと色づくまで煎り付ける
- 鍋に油少々を取り、2の材料と豆板醤を弱火で炒め、香りと辛味を引き出す
- 4にスープ、醤油、砂糖、紹興酒などを加え味をととのえる
- 5に3の材料を加えて味を絡め、水溶き片栗粉でとろみを付ける。ごま油少々で香り付け盛り付け時に、花椒を振る
☆最後の花椒はとても大事。これのあるなしで、料理の完成度が段違に変わります!
もやし炒め
- もやしを暫く水に浸しておく→ざるでしっかり水切り
- 油を熱した鍋に、1を入れさっと炒める
- 塩、胡椒、ごく微量のスープ(塩味を水分で溶かして全体に回すため)で味付け、ごく少量のねぎ油で香り付け
スナップえんどうと菜の花のあっさり炒め
- スナップえんどう、菜の花を塩、少量の油を加えた湯でさっとゆでる
- ごく少量の油を熱した鍋に1を入れ、さっと炒める
- 2を塩、胡椒、ごく少量のスープで味付け
豆鼓炒めは、少し甜麺醤を加えると、もうすこし甘めかつしっかりした、誰でも食べやすい味になるかも。今回は豆鼓の個性と香りを前面に出し、塩味強めの味付けにしました。
ただ、基本的に豆鼓の料理は豆鼓・豆板醤・にんにく(あと陳皮も)をいためて作った合わせ調味料を使うのが決まりごとです。お夕飯のときには、そこをしっかりと効かせると、味わいが一層たくましくなるとおもいます。
鍋振りの調理手順は
- 菜の花、スナップえんどうゆで
- 鶏肉湯通し
- 菜の花、スナップえんどう炒め
- もやし炒め
- 鶏肉とたまねぎ煎り付け
- 豆鼓たれづくり+鶏肉仕上げ
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