2008/11/04
Rhum::ラムの蔵オリジナルのグラスたち
ラムの各メイカーはオリジナルのグラスを作っており、多くの蔵で購入することができます。そうして購入したり、おねがいしてもらったりしたグラスたちをご紹介します。
いちばんのお気に入りがこれ。ブランが大人気なネイソンの(たぶん)ティ・ポンシュ(ti-punch)用グラスです。
見学できる酒蔵で使われていた、ガラス製の樽の栓にも通じる瀟洒なたたずまい。オールドファッショングラスのような、比較的大きめな格好で、厚めの底の中央には、小さな気泡が一つ入っているところがアクセント。とはいえ、グラス自体は薄めのつくりで、口へのあたりも繊細で、この蔵のブランの味わいに通じるものが十分にあります。
旅先では、ずいぶんティ・ポンシュを飲んだけれど、帰国後は砂糖抜きで、ライムやレモンを搾ったブランのロックを飲むときに重宝しています。
マルティニークでは、サン・ルースでずいぶん酔っぱらったせいか、いちばんなじみ深いのは、当地の地酒、トロワ・リビエールのティ・ポンシュグラスです。
これに、ドボドボってブランを入れて、砂糖とライムを入れて。旅の気分を引きずって、気軽な気分で使えるグラスです。
おなじように、普通のコップ型はモニーのもので、ティ・ポンシュ初ゴチのときに使ったのがこれ。
裏には、シロップとラムを注ぐ線がついており、この分量でつくったティ・ポンシュは、アルコール度数のわりには、美味しくいただけます。
ちなみに、グラスに書いてあるアルコール度数。トロワリビエールは50度で、モニーは55度。香りなどもトロワリビエールはすっきりとしているのですが、こんな基本の基本の部分でも、両者の個性ってちがってきているんですね。
この形のグラスは、中華食堂のビールグラスや、屋台のコップ酒みたいな、気持ちのいいざっけなさがいい気分です。
モニーで、もうひとつ。こちらはプランター用のグラス。コリンズグラス風で、底は厚めで安定します。普段でも、グアバジュースをストックしておけば、お手軽に使うことができますし、容量も日本人にとっても手頃な食前酒サイズです。
プランターといえば、これはサンルースのバーででてきた、セントジェームスのプランターグラス。フランスのお気軽レストランでおなじみな、こんなワイングラスとゴブレットの両方を兼ねた、カラフのワインや水をガブガブ飲むようなイメージの形です。
このバーでのプランターの作り方は、パイユラム(だいたい18カ月ほど熟成で、ゴールドラムのようなもの)熟成にトロピカルジュースとグレナデンシロップ、氷をいれてシェーカー。そして、氷も一緒にグラスにドボドボと注いでいました。
マリーガラント島のホテルでいただいたのは、島で人気のビエルのグラス。ちいさめのオールドファッショングラス風で、カッとあおってティ・ポンシュの杯を重ねたくなる気分です。
ロングトーのグラスも同じようなかんじ。裏にはティ・ポンシュ用目盛り入り。
この蔵。ボトルも、輸出使用のカクケラに比べてロングトーはなんか野暮ったい感じなんですが、まあ島内用って考えれば、それも味なのかも、っておもえてきます。
さとうきび畑の中に埋もれているような、あの蔵を訪ねたあとでは猶更に。
最後は、グッズ番長なダモワゾー。グラスもいろんな種類があったのですが、樽を運ぶ人たちのマークが描かれたものを、ショットグラスとティ・ポンシュグラスと購入。
番外編として、プエルトリコのバカルディ本社工場で入手したのが、バカルディ&コーク用のピッチャーです。
何年か前に台北を旅行したとき、現地の人気クラブLUXYで、ボックスで遊んでいた連中が一様に飲んでいたのがピッチャー入りのコークハイ。
コークハイをガブガブ飲むのは、学生のころ、大和あたりのアメリカ兵飲み屋で、ジャックダニエル+安コーラ(コカコーラではない)で、ひどい酔い方をして、若干こりごり気味なのですが、それでも台北では、なんか惹かれるものがあったのも事実。
売店ではほかに、グラスやピッチャー、ミント潰すやつなどが入ったモヒート用のセットも打っていたんですが、クバリブレ(キューバリバー)のオリジナルに敬意を表しつつ、モヒートならハバナクラブ使えや、ってことでスルーしました。
モノはなかなかに格好よいものだったんですけれどね。
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