それで、市場のおばちゃんに教えてもらったレシピなどを思い出しながら、ちょこちょこコロンボをつくっています。何回かためして、少しずつ、味もまとまりはじめています。
そういえば、そろそろアンコウが店先に並び始める季節。いっちょ、あのエイのコロンボに負けないような、お魚のコロンボにもチャレンジしてみようかしら。
さて、最近つくっているコロンボ。
基本的に使うのは鶏肉。普通に若鶏の、ロースト用の骨付きもも肉を、お肉屋さんで3つに切ってもらいます。鍋用や、唐揚げ用の骨付きでもいいけど、食べ応え的にも、盛りつけ時の見栄え的にも、個人的にはもう少し大きめの、この大きさが気分。
だいたい、一人前でお野菜たっぷりなら2切れ、肉メインなら3切れ見当。
お野菜は、たまねぎ、にんじん、なす、ズッキーニ、じゃがいも、それにセロリも入れたいところ。切り方は、普通の家庭のカレーサイズで作れば、30分くらいの煮込みで、ほどよく素材の味が生きる煮え加減になるかと思います。
鶏肉のコロンボ
◎レシピ
材料は鶏足2本、たまねぎ1-2個、にんじん、セロリ1本、じゃがいも小2個、なす・ズッキーニ1-2本くらいを想定
- 鍋に油を熱し、にんにくと香味系野菜を炒める。次に具材系の野菜も炒める
- 1に鶏肉も加えて炒める
- そこにコロンボの粉をスープスプーン2杯ほど加える。唐辛子の粉も好みの辛さで加える(個人的には辛め)。ボアダンド(bois d'inde=オールスパイス)の葉も1、2枚加え、ひたひたの水または出汁、トマトペースト(水煮やピュレでも可)を加えて30分程度煮込む
- 塩や好みのスパイスで味を調える
- ご飯に添えて盛りつける。好みでオリーブ油などの油をかけたり、レモンやライムの汁を搾ったりする
さて、ここに出てくる、ボアダンドの葉。
市場のスパイス屋さんで、コロンボの作り方を教えてもらった時に、説明の中に出てきたスパイス。ネットでいろいろ調べると、どうやらカリブのあの辺りの地域では、オールスパイスのことを指す言葉らしい。
とはいえ、実とは違い、またローリエとも違って、わりとすっきりした風味。上記レシピの使用では、表に出ると言うよりはシャんと鉄筋のような芯を一本通すようなかんじかしら。
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