とはいえ、ナヴァランも春だけでなくて、安定して人気あるみたいだから、定番のフランス家庭料理系のレシピには、一定のニーズがあるってことかしら。
それも自分の偏見かもしれないけれど、アッシ・パルマンティエやナヴァラン、タジンてお料理からは、どうにも「男の料理」臭が漂ってこない。どれも、高価な材料や特殊な材料なくても時間さえあれば、つくるのは簡単だし、安ワインでたっぷりおいしい。残っても、翌日のランチに続けて食べても飽きないし、ワインなしでも満足できる。悪い意味での、男の料理っぽくないところが、とてもいい気分です。
あとこの辺のラインにのってきそうな料理ってなんだろう?
ひょっとして、こんな種類の煮込み系とかオーブン系のお料理を、「ストウブ(staub)」の黒鍋とか使ってサーブする形にすれば、最強だったりして(って、この文句で検索に引っかかってきちゃった人いらっしゃったらごめんなさい)。
そんなわけで前置き長くなりましたが、かつてお弁当生活でも登場したけど、久しぶりに食べたくなって、つくってみました。
◎レシピ
きょうのアッシパルマンティエ
- フィリングをつくる。たまねぎ1/2個、人参1/4本、セロリ1/2本をみじん切り、にんにく1/2かけをつぶす
- 1をサラダ油でよく炒める。牛挽肉150gを加え、さらに炒め塩胡椒で軽く下味。
- 赤ワイン1カップ、トマトコンサントレ70g、ブイヨン適量、塩胡椒で味をととのえ、ローリエ、お好みのスパイスやハーブを加え、20分ほど煮込む→煮詰める
- バターを薄くぬったグラタン皿に、じゃがいものピュレを薄く敷いた上に、3のフィリングをたっぷり。その上にピュレを厚く乗せる。表面を整え、好みの模様をつけたら、チーズとバターをのせる
- 180度で15分、さらに220度で5-10分で焦げ目をつけてできあがり
きょう、このお料理をつくろうとおもったのは、検索結果もさることながら、年末の冷蔵庫の一掃セール中に、冷凍してあったピュレの固まりをみつけたから。ただ、解凍したピュレはなんかパサパサしてていまいちだったので、クリームとバターを少し足して練り直しました。
んなわけで、やっぱり、んまい。
それはそうと、パルマンティエってジャガイモをフランスに伝えた農学者のお名前だったのですね。
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