2008/05/31

マハシー(mahshi)を煮るときに

いよいよズッキーニが安くなってきました。

こないだなんて、1本100円。そうじゃなくても、良心的な八百屋さんにいけば150円くらいの価格のときなんて、めずらしくなくなってきました。

それで、こないだも4本ほど買い込んできて、お茄子と一緒に、野菜にお米やお肉を詰めこんだお料理「マハシー」にしました。

前回のお弁当のときは、お米が生煮えで失敗したので、今回はすこし学習して、十分にお米を浸水。そして、味付けにはかなりたっぷりめのトマトペーストを投入。濃厚めな味わいに仕立てました。

そしてそして、こないだのお弁当エントリーのときは、野菜をくり貫くことを紹介することばっかりに気をとられ、調理時にもすっかり忘れていたのですが、煮込み時にやるべきことも、すっかり忘れていました。

それが、重しをかけた落し蓋をすること、です。

マハシーに落とし蓋
「マハシーがおふくろの味」というアラブ人のお友達によると、彼のお母さんがマハシーを煮るときには、上からぐぐっーっと押しをしていたというのです。たしかにそれをすると、鍋の中で野菜が動かないから、余分なお米がこぼれだしたり、やわらかくなったズッキーニが煮崩れたりすることもありません。ちゃんと煮汁で加熱されるから、煮えそこないも回避できます。

でも、それ用(とみられる)の落し蓋は旅行のときに買い忘れたし(あと、トルココーヒー用のミルも買い忘れた!)、浅漬け用の陶器製の軽めの重しなんかを代用して載せるといいのだろうけれど、それもまだ買っていない。

てなわけで。普通の金属製の落し蓋の上に、どんぶりを乗せて代用しています。

果たして、こんどはやるべきことをちゃんとやったので、バツグンに美味しい仕上がり。ほんとお料理は、手をぬいちゃいけないところは、抜いてはいけませんね。

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