地元には池田町という、国の市町村合併しないと交付金が減るぜ!ってな誘いには乗らなかった山あいの町があります。そこの農産物を販売するお店が、ショッピングセンターにでていて、今の時期はいろんな山菜などがてんこもりで非常に楽しめます。
そこで、こないだかってきたのがせり。
せりといえば、競りに通じる、ってことで、美味しんぼ64巻で、某短大のきま子教授がつくった武道家メニューにお浸しが登場しました。
でも、このせり。山里育ちで香りと味は強いのだけれど、その分あくも強め。きりたんぼなどの鍋物に入れるぶんには、これくらいもフレーバーとして楽しめるのだろうけど、ちょっとお浸しには微妙。
そんなわけで、さっとゆでたものを「うそっ」っていうほど、思いっきり卵に混ぜ込んで、卵焼きにしてみました。
せりの卵焼き弁当
- せりの卵焼き
- 手羽先(出来合い)
- こんにゃくとピーマンの味噌+唐辛子炒め
- たこの桜煮
- きゅうりと二十日大根の浅漬け
◎レシピ
せりの卵焼きは、説明するまでもないので、こんにゃくとたこを。
こんにゃくとピーマンの味噌+唐辛子炒め
- 薄切りにし、湯通ししたこんにゃくを、ごく薄くごま油を敷いたフライパンでじっくり煎る
- 1に乱切りのたまねぎ、ピーマン(赤、緑)を加え、さらに煎る
- 野菜に焦げ目がついたら、甘めの田楽味噌を入れてこんにゃくや野菜に絡ませ、たっぷりと韓国唐辛子(粗びき)をまぶす
地元では、おでんという言葉に、串にさしたこんにゃくに味噌をかけた田楽を指すという第二の意味があります。このこんにゃくは、実はこの「おでん」のあまり。ちなみに、県外でも焼き鳥の名門秋吉で食べることができます。
たこの桜煮
小振りの真だこをゆでたものを買ってきて使いました。鍋にガス水、みりん、酒、しょうゆ、砂糖などを煮立たせ、タコを入れてじっくりと煮ました。でも、まだどっか「煮込みがたりない、ごりごりした歯ざわり」(美味しんぼ2巻、宝華飯店の豚ばら煮込みみたく)が残ってしまいました。
ちなみに、漫画つながりで、味っ子は、大根でたこをたたいてやわらかくする工夫(基本だけど)をしていた、将太の寿司にはたこの桜煮編があるらしい。おでんやさんとか、おすし屋さんで出てくるやつは大好きなんですが、なかなかああうまくはいきません。また研究してみます。
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