っていうのも、アクラ(accras)って、材料のたらがそもそも冬のお魚。(動物の)脳みそのかわりに、たらの白子を加えてみるのって、考えるだけで美味しそう!!
ほかにも、前にえいのコロンボを食べた時の印象で語ったように、あんこうをコロンボ仕立てにすればたいそう美味しそうだとおもうし、クールブイヨンだったブダイも(美味しんぼによれば)伊豆あたりでは冬にうまいらしいし。
てなわけで、季節のフレッシュな生のたら(今回はスケソウダラ)を使ってアクラを実作。さらに、それをおにぎり以外にも、ご飯と一緒に美味しくいただける新メニューができあがってしまいました。
◎アクラ丼 レシピ
アクラ(生のたらを使う場合、3-40個はできる)
- 生たら200gを茹でる
- 小麦粉120g、卵黄1個、水または牛乳150-200cc(タネがお好みよりややゆるくなるくらい)、ベーキングパウダーコーヒースプーン1/2杯をよく混ぜ、塩やにんにく、唐辛子で味を調える
- 2に1のたらをほぐして入れる
- 2で使わなかった卵白を泡立て3に加える。万能ねぎ(もしくはシブレット)の極小小口切りを加え、さっくりと和える
- 4をコーヒースプーンで熱した油にぽったりと落とし、こんがり揚げる
にんじんと玉ねぎのサラダ
- 人参、玉ねぎとも細切りにして、砂糖と塩でしんなりさせ、水にさらし、サラダスピナーで水切りする
- 人参→粒クミン、さとう、ワインビネガー、塩、オリーブオイルをまぜたドレッシングで和える。仕上げにきび砂糖と、みじん切りのパセリを散らす
- 玉ねぎ→砂糖、塩、こしょう、ワインビネガー、オリーブ油など(今回はオールスパイスも)を加えたドレッシングで玉ねぎを和える
- ごはんに、細切りのレタスをまんべんなく散らした上に、にんじんと玉ねぎのサラダ、トマト、アボカドをのせ、真ん中に「デンっ」ってアクラを乗せる
- アクラの揚げ物どくとくのサクサクこってり感と、にんじん・たまねぎのしっとり+さっぱり感、それにアボカドのむっちり感を、ご飯やレタスになじませながら、いただく
さて、種明かしをしてしまえば、このメニューは、アクラを揚げているときにどうしてもできてしまう、揚げ玉をどう処理しようかと思ったときに、思いついたもの。
ほんとうは、アンティーユ風前菜盛りみたいに盛りつけた野菜とサラダをご飯載せ、この揚げ玉をたっぷりと散らしたものを、よくかき混ぜてたべると、よりクリスプ感が際だって、そらあ最高です。
それにしても、レンズ豆ちらし寿司もそうだったけど、ワインビネガーと白ごはんって、合わせようによっては最強にうまいよ。
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