2008/07/23

トマト素麺

こないだのそら豆やえんどう豆の時もそうだったけれど、お野菜を頂く時って、時節ものだけに、結構重なります。ここ、1,2週間はトマトをずいぶんいただいて、食事のたびにわしわし食べてました。

それで、生食だけでなくて、いろいろとバリエーションをつけて食べてみたわけですが(すき焼きに入れたりとか=個人的にはかなり好き!、みそ汁とか=ランチに冷めたのいただくのもまた美味しい)、お気に入りナンバーワンは、トマト素麺でした。

トマト素麺
ググればいろいろレシピが出てきますが、個人的にはオイルもツナもなくてオッケイ。純和風に振ったプレーンな味わいでも、十分に美味しくいただけました。

◎トマト素麺
レシピ
  1. 素麺をゆでる
  2. トマトの種を取り、5mm-1cmのダイスに切る
  3. 大葉を糸状の細切りにする。
  4. 素麺用のつゆに、ほんのりと香りが漂う程度にしょうがの搾り汁を加える
  5. 素麺に、トマト、大葉を盛り付け、4のつゆをかける
なんのことはないレシピですが、このブログの読者のみなさんならお分かりのとおり、今日の眼目は、つゆに加えるほんのちょっとのしょうがの搾り汁。この力で、オイルやツナを加えるのとは正反対のベクトルで、トマトとつゆの味が(引き締まって)まとまってきます。

麺、つゆ、野菜の配合を微妙にいじれば、前菜、汁物のかわり、最後のお食事と、どんなステージでも万能に活躍してくれそうだし、つゆを温かくすれば、オールシーズンいただける便利なお料理です。

じつは、個人的に大葉はいらないのでは、とも考えます。おもてなし料理としては、彩り的にも、味のメリハリ的にも、現実的にいちばんお手軽なハーブなんだけれど、切り方なんかの仕事がちょっと雑になったりすると、素麺が繊細なテクスチャだけに、味わいともども舌に障る。

ぶっちゃけ、出汁、しょうが、トマトだけの方が十分に味わいはバランスしてきます。

でも、実はもっと楽しい味わいを目指したい気持ちは強いので、バジルのみじん切りとか、西洋料理みたいにシブレット(万能ねぎでも強すぎるので)をあしらったりしてみると、意外に面白そうかと考えてみたりして。

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