2009/09/29

ひさしぶりに、普通のババガヌジ(Moutabbal)

もうずっと、ババガヌジ(ムッタバル)を、きちんとつくってませんでした。

ていうのも、マハシーのときにほぢくり出した茄子やズッキーニの中身を流用して作ることがほとんど。焼き茄子にしたものも、(レバニーズに振る時は)普通にサラダにして食べちゃったりして、すっかりごぶさたしてました。

でも先日、例によってファーマーズマーケットにお出かけした際、外来種な茄子を出している生産者の方がいました。そのラベルには「クリーミーな味」と。

外来種の茄子
お茄子+クリーミーという響きが、久しぶりにババガヌってみたい気分を誘ったので、このまあるい奴をオーブンに入れてみました。

◎レシピ
  1. 茄子が柔らかくなるまでオーブンで焼く
  2. 皮を剥き、フードプロセッサーでペースト状にする
  3. オリーブ油、ごまペースト(あればタヒニ、ねりごまで可)とにんにく(生でもおろしでも。いつもは乾燥粉を使用)を好みの量加え、さらにフードプロセッサーを回す
  4. レモン汁を加え、好みの酸味と堅さに調整しながら、さらに回して仕上げる
  5. 平たい鉢の内側に塗りつけるようにして盛りつける。真ん中のくぼみにはオリーブ油をたらす
  6. パン(フブスがあればベスト。フラワートルティーヤやピタなどで代用可。もちろん普通のパンでもオッケイ)でディップの様にすくって食べる

余っていたパセリとミニトマトでタブレもつくって、休日のサラダ系の軽いブランチと相成りました。

ババガヌジとタブレ
このお茄子。結構育っていたので、種がしっかりしていたのですが、ペーストにしてみたら、その黒さが意外に、貧乏人のキャビア風な外観上のアクセントになって、結果オーライです。

あと、きょうの工夫として、茄子の焼き上がりが今イチ固かったので、皮を剥いた茄子にオリーブ油をかけてレンジでチンしました。この工程で、クリーミーさ加減は増した筈。

マハシーの副産物としてつくるときは、ズッキーニが入るためどうしても風味が優しくなってしまうのだけど、きちんと茄子のフレイバーがするババガヌジ食べると、やっぱこのお料理らしい個性が立っていて気持ちがいいですね。

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