知る人ぞ知る、甘めな味わいが人気の台湾マヨネーズ。
3年前の台湾旅行のとき体験した、基隆の夜市の名物、栄養三明治(サンドイッチ)での、揚げパンとの相乗効果をなす、たっぷりした満足感を、なんとかもう一度味わえないかと、ずーっと悶々とした日々を過ごしていました。
本来はマヨネーズがあまり好きではないのだけれど、これは別。旅行のとき、スーパーでの買いだしで購入し忘れたのを、そらあ悔やんでいました。
そんな折、お友達が台湾に行く!との報が。
当然、頼みました。当然「はあ?」ってリアクションが出るのは承知の上ですが、一歩たりとも引く訳にはいきません。執拗にお願いしました。
そして今日、悲願の引き渡し+あの味との3年ぶりの邂逅となったわけです。
まず、パケ。原材料をみると、サラダ油に続いて2番目に砂糖の表記が。期待が高まります。あとは、粘度を増すための材料も添加してます。容器の中の風情は、油脂を1/3程度にカットしたマヨネーズ風ドレッシングなかんじ。蜂蜜入りの松田のマヨネーズレベルの問題とはもっともっと遠いところで、たぶんJAS規格(リンクはPDF)ではマヨネーズにはならないでしょう。
で、その味。
引き渡しは、なじみのカフェだったので、サラダをちょいと貰って味見。
うーん。
増粘剤かなんかのせいか、エマルション化しないまま固形になってるあぶらがありそうで、舌への最初のインパクトがよりグリス感が強い印象。でも、このしっかり甘い味は、とても好み。葉物野菜は、どうしても多少のえぐみが残るので、そこを過剰にマスキングする甘みのオラオラ感は好きです。
とりあえず、料理への応用としては、まずは皮蛋の入った栄養三明治風のサンドイッチ。それと、エビマヨ方面かなあ。
エビマヨは、エバミルク加えて、酸味を抑えつつ味のとろり感を増すのがセオリーだけど、これの場合、過剰な砂糖の味とグリス感に対処するため、柑橘とかハーブ・スパイス系の香りで味とフレイバーを引き締める、逆のアプローチでいってみると楽しいのかも。
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