2009/08/09

アンティーユ(antilles)風のサラダに挑戦

地元でも、8月に入ってようやく梅雨も明け、暑さも本番になってくると、いよいよ去年の夏に食べたカリブ飯がたべたくなってきました。

その勢いが、あまりにもガンガンきてたので、お友達を誘って、その名も「カリブ料理をつくって食べる会」ってのを開いてしまいました。

会場は、地元福井市企業局が開設するガスPR施設「G・COOK」(ここについては、少し感動したので別エントリ建てる予定)。

メニューは以下のとおり

前菜類(entrees)
  • たらのアクラ(揚げ団子、acras de morue)
  • たらのサラダ(chiquetaille de morue)
  • えびのエキゾチックサラダ(salade exixotique)
肉料理と魚料理(viande et poisson)

デザート(deserts)
  • パイナップルとバナナのベニエ(begnet d'ananas/banana)

いくつか初挑戦メニューがあるのですが、このエントリではアントレのサラダ二種のレシピをご紹介。いずれもCuisine creoleがネタ元です。


たらのサラダ

たらサラダ
◎材料
  • 塩干のたら(今回は生だらを塩ゆでして使用)400g
  • きゅうり1/2本
  • たまねぎ2個
  • パセリ1束
  • にんにく2かけ
  • とうがらし(鷹の爪を使用)1個
  • 油大さじ3
  • ビネガー1カップ

◎作り方
(塩干たらを使用の場合、生たらの場合は1,2を適宜変更のこと)

  1. 前日にたらを水に漬けて戻す。途中、何度か水を取り替える(生たらの場合は省略)
  2. 1(または生、甘塩のたらを)を大きめの塊にほぐし、オーブンやグリルで15分焼く。火加減に注意。焼けたらフォークでほぐす
  3. 野菜の下ごしらえをする。玉葱は小さく切る(粗みじんくらい)。にんにくはみじん切り。胡瓜は輪切り。唐辛子は種を取り除き、細かい輪切り。パセリはみじん切り
  4. ボウルでソースをつくる。ビネガーとにんにく、唐辛子を合わせたものに、たらの身を浸し、味を染みこませる
  5. 絞ったライムジュースを油と合わせ、にんにく、パセリ、きゅうりを加えてよく混ぜる6.たらに味がよく染みこんだらビネガーから取り出し、サラダボウルなどに盛りつける。上から(ビネガーの)ソースをかけ、5きゅうりを飾り付ける

たらは生を使用したため、アクラ用と一緒に、(サラダやコロンボの残りの)香味野菜くずを加えて塩ゆでし、オーブンでさっと乾かしてつくりました。

にんにくの入ったビネガーとたまねぎの力で、たら独特の臭みも押さえられ、ライムと唐辛子の辛さでエキゾ風味もプラス。ランチや、日の高い時間帯の夕飯のアントレにはもちろん、サンドイッチにしてもよさげだし、アクラの揚げ玉と一緒に、ご飯とからめても楽しめましたよ!

*****

えびのエキゾチックサラダ

えびサラダ
◎材料
  • えび8匹
  • グレープフルーツ1個
  • アボカド1個
  • トマト4個
  • とうもろこし適量(缶詰なら小1缶)
  • ライム1個
  • パセリみじん切り大さじ1
  • カレー粉ひとつまみ
  • マヨネーズ
◎作り方
  1. えびをクールブイヨンの中で加熱し、水分を切り冷やす
  2. トマトをくりぬく。ライムのジュースを絞る
  3. アボカドを細かく刻み、変色を防ぐためライムジュースをまぶしておく。グレープフルーツも果肉を刻む
  4. えびのからを剥き、(缶詰の場合)トウモロコシをさっと洗う。
  5. マヨネーズにカレー粉、グレープフルーツ、えび、トマトの果肉、とうもろこし、アボカド、パセリを加えて和え、トマトに詰める。できたてを召し上がれ

今回、料理数をあまりに多くしたためか、時間がかなり押してしまい、トマトへのファルシは割愛。かわりに、サラダに入れようと買っておいたパプリカを容器にしてみました。あと、とうもろこしも入れ忘れ。

味は、材料を眺めたとおり、さっぱり、とろり、プリプリと味のバリエーションが賑やかで、華やかに楽しめます。好みでスパイスやハーブの効かせ方を、さらにひと工夫すると、より個性的な味になって楽しいかも。

マヨネーズベースのソースで和えて時間が経ったせいか、全体の味がなじんだ外観になっていますが、来客用に見栄え重視でつくるなら、トマトは種をとってしっかり水分を切り、食べる直前にソースをさっと和えれば、アボカドやトマト、とうもろこしの色のコントラストを生かせそうです。

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