2011/02/14

ガレット・デ・ロワ(galette des rois)を初めてやった

年明けから、お菓子が主役なできごとが二つありました。まず、その一つ目。

地元の福井で昨年、福井日仏協会が発足しました。

フランス滞在経験者や、フランス好きが集まって、あるいみとてもフランスチックな緩さでフランス語教室や文化講座などの事業を実施しています。発起人がフランス系なお友達だった縁で、設立からかかわってきたのですが、その新年会を兼ねた交流会で、フランスの新年のお約束、ガレット・デ・ロワをやりました。

ガレットデロワ
一応wikiへのリンクはつけてありますが、簡単にガレットのことを説明しておくと、お菓子そのものはパイの中にアーモンド味クリームがはいっていて、フランスではキリスト教の公現祭に合わせ、新年に食べるのがお約束。中にはフェーブ(fève=ソラマメのこと)という小さな人形が入っていて、それが入ったピースを食べた人は王様(=roi)ってことで、王冠をかぶり一年間の幸福を祝う、ていうような行事。

協会には、製菓業界から多く協賛をいただいていることもあり、ガレットは地元の洋菓子店にお願いし、大きめのものを三台焼いて貰いました。お店への引き取りも自分が出向いたのですが、ぺたんこの形をイメージしていたお菓子にしては矢鱈と箱がでかい、とおもったら、中にはちゃんと王冠がセットされてました。勿論フェーブ入り。

ガレットに入っていたフェーブ
約40人の参加者に行き渡るよう、ザクザクと切り分けて、果たして王様になったのはわりと大人な男性3人。ホントは子どもフェーブが行くように段取りするのがお約束だということなんですが、フランス人会員のお子さんは、今年もうすでに当たりを何度か引いているので無問題なのだとか。

ガレットに入刀
これが、思いのほか盛り上がって楽しかったのはもちろん、お菓子自体も流石、地元の人気店の作だけあって、非常においしい。来年も恒例にしたいイベントでした。

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