それで、
モロヘイヤの食べ方といえば、ほぼエジプト風なシチュー(スープ)の一手。そのためには、茎から外した葉をみじん切りにしなきゃいけないんだけど、あまりに大量なときにはこの包丁が登場します。
購入先は、エジプト・カイロのスークイルアタバ。とりあえず、このスークにきて真っ先に探したのはこの包丁です。ていうより、エジプトに行った目的は、コシャリ食べることと、この包丁買うことだったといっても過言でありません。
この包丁、NHK教育テレビのアラビア語講座でみて以来、気になって仕方ありませんでした。もちろん、他地域でもこの形状の包丁を使用していることは承知していますが、自分的にはモロヘイヤ専用な道具です。
真ん中には、なぜか誇らしげにJAPANの文字が?ホントか?
ここ数年は、地元のファーマーズマーケットでもモロヘイヤを出してくる生産者さんが多く、その中には、普通の市場に流通しているものの2倍ちかい量の葉がパツンパツンの袋で(しかも安価に!)出してくれている方もいます。
おかげで特濃なモロヘイヤシチュー(スープ)をつくることができるんですが(そのぶん、アクの出る量も尋常じゃないんだけど)、そんな大量のモロヘイヤの処理には、この包丁が役立ってくれます。
そんな特濃ヴァージョンなレシピはというと
モロヘイヤのシチュー
普通に市販されているモロヘイヤの場合で4袋ほどの場合
- たまねぎ1/2個の薄切りをバターで透き通るまで炒める。その後、鶏もも肉1枚を4つに切ったものも炒め、ひたひたの二倍量くらいの水を加える。沸騰したらアクをとり、20分煮る
- モロヘイヤの葉を茎から取って、粘りがでるまでひたすらみじん切りにする
- 1に2を加え、出たアクを丹念に取る
- 3に塩で味を調える
- にんにく1かけのみじん切りとコリアンダーの葉1束のみじん切りをバターで炒めて香りを立て、4の鍋に入れて数分煮る
*追記
2の工程は、1の煮込みが始まってからはじめればオッケイ。(特に畑から直送なものの場合は特に)モロヘイヤを洗って、葉をむしって、よーく切り刻んでると、ちょうど玉ねぎと鶏肉の煮込みが頃合いになるはずです。
あ、あとこの包丁。パーティー向けのタブレのために大量のパセリを刻むときにも重宝しています。
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