レタスの湯引きだったり、チリソース+卵だったり。
そんな中で、なかなかつくる機会に恵まれないのですが、一番大好きだったお料理が今回の腸詰と鶏肉と搾菜の蒸し物です。調理方法はいたってシンプル。材料と調味料をバット状の容器にいれ、蒸し煮にするだけ。鶏のうまみと、腸詰のコクと甘さ、搾菜の塩味と風味が一体となって、相当なうまさです。
とはいえ、地方に住んでいると腸詰の入手はなかなかに困難。しかも、あんまり安いものではないので、おいそれと調理用に用いるのにも腰が引けたりするのですが、それでもやるだけの価値はあるお料理です。
腸詰と鶏肉と搾菜の蒸し物
鶏もも肉1枚、腸詰1本、搾菜1/3個程度の場合
- 鶏もも肉は唐揚げくらいの大きさ、腸詰は厚さ1cm強の斜め切り。ザーサイはそのまま食べられるくらいに塩抜きして、気持ち厚めの薄切り。
- バットやグラタン皿の様な容器に、紹興酒とスープ各1/2カップ、醤油大さじ1、砂糖(今回はきび砂糖を使用)大さじ1-2を合わせ、1の材料がまんべんなく混ざる状態になるように加える
- 2を蒸し器に入れ30分蒸す、火を止めて15分くらい置く
スープをインスタントにする場合、その塩加減などもあるので、塩味や甘さは味見して、好みの加減にしてください。
個人的には、まかない情緒を味わいたいので、そのまま常温下で、ぬるく冷めたところで食べるのが好み。一般的な調理の理論でいえば、温度が下がっている過程でより味が浸透している筈だから味わいも深まっている筈です。
このお料理、いかにもお酒と合いそうですが、賄い飯で食べてた経験がベースにあるためか(味付けも濃いめに振れて)、ご飯のおかずとして食べるのが好きです。普通のご飯もいいのですが、香港の家庭チックなイメージで、インディカ米ご飯ともよく合います。
さらに、固め(アルデンテ)に土鍋で炊きあげたご飯に、この料理の具材と汁を振りかけて、ガッと加熱して味をまわして食べるのも、なかなかの楽しさ。中華系に振ったホームパーティの締めにもどうぞ。
その状態なら汁気も飛んで、青菜を添えれば、焼物系會飯みたく、お弁当にもサイコーそうです。
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