ちなみに、この山盛りのそらまめで900円ほど。
少しくらいのそらまめなら、個人的にベストの食べ方の直火焼きにするんだけれど、一度、大量のそらまめを、思う存分焼いてたべて、(ついでに)飲んだので、食べ方も浮気の方向に向かいました。
せっかくの機会なので、よりフレッシュさを楽しもうとつくってみたのは、生ターメイヤ。乾燥豆や冷凍豆を使う時より、パセリやスパイス(特にクミン)は少なめ。豆の香りを立たせてみようと思ったのだけれど…
◎生ターメイヤ
- そらまめを鞘から出し、茹でる。
- 1の皮をむき(できれば芽も取る)、フードプロセッサーにかけて粗めのペースト状にする。そこにクミン、コリアンダー、塩、胡椒、みじん切りにしたパセリを加え軽く混ぜる
- 2にみじん切りの玉葱を入れてひと回ししたら、ボールに取って、全体を混ぜ合わせる
- 3を平べったい団子状に整形し、小麦粉をはたく
- 4をたっぷりめの油を敷いたフライパンで揚げ焼きにする
さて。
たしかに、このルセットだと、そらまめの粒の食感も残りフレッシュさも残るのだけれど、タネに水分が多い分崩れやすい。だから、揚げると崩れてくるし、たくさんの量をつくって、山盛りにして出すのには向かない。粉を加えて繋げば、揚げ団子として簡単に調理できるけど、それをとるかフレッシュ感をとるかはとても悩ましいところ。団子状でしっかりしたテクスチャも、それはそれで十分に美味しいだけに。
もう一品。
この数週間で、一番堪能したのは、たぶんこのそらまめのポタージュ。
ホント、何の工夫もなく、すぐにできるメニューだけれど、これとパンだけのメニューでも、3食くらい続いても十分に新鮮な感動を味わえます。旬のものって、ほんと素敵です。
◎そらまめのポタージュ
- そらまめを茹でて、皮をむき(できれば芽も取る)、ほぼ同量の鶏のスープで3-5分煮る
- 1のそらまめを取り出し、適量のスープと一緒にミキサーにかける
- 2を鍋に戻し、好みの量の生クリームを加えて温め、塩、胡椒で味を調える
このほかにも、ここ最近は、クレソンとか、少しゴワゴワしてきたパセリとか、ホントいろいろのポタージュを堪能する日が続いています。そんな折、鹿児島のお知り合いから、たくさんの南瓜をいただきました。
この偶然に、普段は洋食メニューはあまり進んで食べない父親まで、早くかぼちゃのポタージュが食べたいと言い出す事態になってきている、今日このごろです。
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