地元・福井関係ののローカルネタエントリです。
こないだの「カリブ料理をつくって食べる会」で、会場としてお借りしたのが、福井市企業局のガス器具PR施設(アンテナショップ)「G・COOK」。
ここが、かなり料理マニア心をくすぐる場所だったので、その片鱗をちょこっとご紹介。
施設は最新のガスレンジ2台を備えた調理台と、テーブルなどが並んだスペース。ガスレンジはリンナイとハーマンのもので、魚焼きグリルとオーブンも当然ついてます。
会では、ガスでの煮炊きはもちろん、揚げ物用の温度調節機能を活用したり、クレオールソースをかけるための魚や肉をグリルしたり、茹でたたらをオーブンで乾かしたり、と、その機能をふんだんに使わせていただきました。
ご飯は、五合炊きのガス釜、もしくは土鍋炊きです。
たしか、昔読んだ四コマ漫画のサザエさんで、大の大人がガス釜か電気釜かで激論してた一コマがあったような記憶がありますが、今となってはガス釜炊きのご飯も、一般家庭ではなかなか食べられなくなりましたね。
調理台には、食器洗浄機も装備されてます。ただ、野菜を切ったりする調理スペース
や水回りがやや小さいため、大人数、他品目での調理体験は厳しい。デモ中心で、3品目くらいまでのプログラム構成が限度っぽい感じです。
しかし、ここまでの説明は、まあガス器具のアンテナショップだったら当たり前の話。問題は、その他モロモロの調理器具にあったのです。
まず、銀色のものがいろいろ入っている引き出しを開けたところ目に飛び込んできたのは、ちょこっと料理に興味のある人なら見覚えのある、例の形。
そう、ボウルとざる、レードル、ターナーなどはおなじみの柳宗理モノ。
次に、刃物系の引き出しを開けると、ピーラーとおろし器はOXOです。これで、このメイカーのサラダスピナーがあれば、ぜひ一度使ってみたいものですが、それは発見できませんでした。
包丁には、これまたおなじみのゾーリンゲンな双子マークが入っています。まあ、これも使い易いんですが、やっぱり福井でオサレ調理器具をそろえる以上、やっぱ川崎和男デザインの越前打刃物ものを、ペティナイフとか何種類かをそろえてほしかったものです。
鍋のところを覗くと、ダッチオーブン風な鉄鍋が。世の中、すっかりなんかっていうとストウブな今日この頃ですが、これで鉄鍋のまま「でーん」とテーブルに出す煮込み/ロースト系のお料理を試してみることができそうだし、ジェイミー・オリバーチックに洋風ガッツリ料理でラブリーに女の子をおもてなし、てな展開も楽しめそうですね。
その逆パターンを楽しむには、ルクルーゼチックなオーバルココット(追記:シャスールってとこのらしい。コメントで教えていただきました)で、フランス田舎料理/地方料理なママンな味で、オサレ男子の胃袋がほっこり掴め、って展開とか。
いずれにしても、この施設。こんな調理器具を使い倒すだけでたのしくってたまんない。次のお料理会は何にしようかと、思案六方(法?)な毎日です。
2009/08/17
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4 件のコメント:
ここってこんなんそろってるんだ!たのしいかも。
久々に料理心をくすぐられたわ。
このホーロー鍋ってシャスール?
オーバルの青ってレアじゃないのかなー。
これで包丁カズオカワサキだったらたしかに完璧。
次回はぜひとも参加したいです。
naohさま>
たしかに、シャスールです。レア色って、ますますここすごいのね。
ご無沙汰しております〜。この場所、ホンット最高ですね!デザイン・スツール豊富で楽しくなりますね☆
シャスールのそのオーバルくんの名は、『ボラボラ』そこの社長さんが毎年遊びに行くタヒチのボラボラ島をイメージしたカラーだそうですよ。 それが昨年デヴュー☆で、今年、新しく加わった水色も最高にかわいいですよ♡
michiさん>
ボラボラアイランドって。まさに島もの料理にぴったり。
ぜひ、アンティユ風な魚のクールブイヨンをつくってみたいものです。
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