2009/05/26

えいのコロンボを実作してみた!

去年の夏の旅で、一番のお気に入りだったえいのコロンボ

地元のスーパーで、切り身を発見したので、早速再現にチャレンジJOYです。なにしろ、安い!ぶつ切りの身が1kg弱で、300円以下。果たして、そのできあがりは?

えいのコロンボを実作
◎レシピ
  1. えいの身を大きめ(7cm角くらい)のぶつ切りにし、塩、胡椒。コロンボスパイス(カレー粉でok)も薄くまぶし、オリーブ油を敷いたフライパンでリソレ(表面を焼き固める)。特に皮目はしっかりと。
  2. 同じフライパンで、残った油でクミン(粒)などを炒めて香りを立てた後、にんにく(潰すだけ)、生姜(大きめの薄切り)、唐辛子(ホールで)の香りと味を油の中に引き出す。さらにミルポア切りにした玉ねぎ(大1.5個)・人参(中1本)・セロリ(1本)を加えて炒める
  3. 香味野菜が色づき始めたら、角切りのじゃがいも2個、厚めの輪切りのズッキーニ1本を加えて軽く炒める。コロンボスパイス大さじ2を振り入れて全体になじんだら、スープ適量を加える
  4. 適宜水や唐辛子、塩を加えながら味を調えつつ、ジャガイモに火が通るまで煮込む
  5. できあがったコロンボにご飯を添えて盛りつける。汁を少なめに取って、パンやカリフラワーのグラタンと一緒にいただいても楽しいかも
えいのリソレから、フライパン一枚で一気に調理。

えいをリソレ
実作してみて思ったのは、やっぱりえいはこのお料理にぴったり。

鮮魚コーナーのおっちゃんは、薄味で煮つけて、(臭いが気にならないように)冷ましてから食べるといいよ、ってアドバイスしてくれたけれど、このお料理なら無問題です。ていうか、ロニョン(腎臓)と同じで、少しくらいの臭いなら、個性の範囲のフレイバーとして楽しめそうです。

味わいの面でも、しっかりした味に加え、ほどよいテクスチャも、この調理法にぴったり来ます。

さらに、ナイフでこそげ取るようにすると身の骨離れがとてもよく、細長い形に剥がれた身はサラサラめなコロンボのソースととても絡みやすく、身を味わっている口の中で時折、スターターのスパイスがはじけて香りが立つ気持ちの良さは、肉でもなかなか得られない気持ちのよさです。

あと、人参は鮟鱇のときみたくシャトー風にするより、ミルポア風に小さく、薄く切った方が案配がよいようです。

そんなわけで、改めてえいのコロンボとの相性の良さを確認できました。お高い鮟鱇より断然オススメです。

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