この二つの煮込み鍋。材料がかぶりますよね。
玉ねぎに人参に、セロリ、じゃがいも、そしてお肉。
今回は、セロリがちょっと余分にあったので、いつもより小ぶりの鍋で、二つを一緒に調理してみました。この二丁掛。毎年一回はやる冬のお約束です。
共通の材料に加え、ポトフはこれに白いねぎとかぶを加えれば、ロビュションの必須ポトフの材料を押さえることができる。
クスクスのラグーをつくるにも、ひよこ豆は乾燥したまま、煮込み初めから鍋に放り込んでおけばほどよいテクスチャに煮上がるし、あとはかぼちゃとか、ズッキーニとか、大根とか、あり合わせの煮込み向きの野菜を入れれば完璧。
しょうがを使うところも共通(クスクスは最初のミルポア炒め、ポトフはブイヨンの薬味)だし、あく取り、脂取りの作業も並行してできる。
そして、余った場合には、ポトフの残りをクスクスのラグーに足してみたり。逆に、ポトフの具の残りの具をクスクスの汁をベースに煮詰めてアッシ・パルマンティエのフィリングとかにしてみると、これはこれで4エピス系なエキゾな香りが楽しそう。
もちろんポトフの鍋に固形ルーを加えたら懐かしい家庭のカレーのできあがり。さらに、二つの鍋を一緒にして固形ルーを加えれば、トマトやスパイスの味が下支えになって、もっと楽しい味になりそう。その上、カレーの仕上がりにオリーブ油やハリッサを添えれば、あくまで地中海の西側方面な風を感じられそうで…
って、楽しさはつきません。
ついでに、きょう小型の鍋でクスクスのラグーを煮込んでみて気づいたことは、この鍋の直径がクスクス鍋の蒸し器にぴったり。この発見のおかげで、今後はいつもより小さいポーションで、お手軽にクスクスを楽しめそうです。
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