今年も地元産のズッキーニ(クルジェット、クサ=アラブ語)がお手頃に出回るころになり、ホジホジとdigしてズッキーニのマハシー(クサマハシー)が楽しめる季節になりました。
その作り方は、ズッキーニやなすなどお好みの野菜の中をくりぬき、そこにフィリングを詰めて、トマトペーストとレモン汁を加えた煮汁で30分ほど煮ます。フィリングは、(しっかり浸水させた)お米、牛挽肉、玉ねぎ、パセリを、スパイス・ハーブ(クミン、オールスパイス、ドライミント等)、塩レモン汁、オリーブ油で味つけします。
と、レシピを書いたものの、煮込み時には肝心なポイントがあります。
それは、具が動かないようにしっかりと落とし蓋をすること。これまでは、普通の金属製の落としぶたの上に何か重しになる食器等を置いていたのですが、数年前、トルコの合羽橋(ことエジプシャン/スパイス・バザール)で、念願のこの用具を入手できました。
マハシー用の落とし蓋。陶器製で、何カ所か(ずいぶん適当な配置ですけど)穴が空いています。これがあるおかげでまんべんなく重しができるようになり、便利にマハシーを作れるようになりました。
ただ売り場で一番小さいものを買ったのですが、直径が20cm以上あってやや大きめなのが玉に瑕。見かけも質感も、日本でも普通に売っている漬け物用の陶器製重し(蓋?)みたいな感じで、違いは穴の有無くらいなので、小さい鍋用にこれを加工して代用できないかとずっと思っています。
2015/07/06
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