で、売っているのは知っていたけれど、なかなか買えなかったお野菜を今日は購入できました。葉っぱのついた新にんじんです。
新にんじんといえば、お気に入りのテレビ番組、ジョエル・ロブションのシンプルフレンチ(cuisinez comme un grand chef、吹替版はあなたもグランシェフ)でしばしば登場する食材。
コンフィや「オレンジとローズマリーの香り」など、気になるお料理がある中で、今日の一品に選んだのは、アラン・デュカス(Alain Ducasse)が登場する「春野菜(その1)」で紹介されていた、新にんじんのココット。
これまた、いいタイミングに、家には新たまねぎ、乾燥させてない新にんにく、そして摘みたての柔らかいパセリ、と必要なお野菜はすべて揃っています。
最後にオリーブオイルでの香り付けが入り、デュカスの「名前入り」なこの一皿にチャレンジの一手です。
◎レシピ(新にんじん12本、新たまねぎ4個程度で)
- 鍋にオリーブ油大さじ3を入れ、皮付きの新にんにく3-4かけの香りを出す
- 1の鍋に、葉5cmを残して皮を剥いた新にんじんと、皮を剥いた玉ねぎを入れ、砂糖(きょうはマルティニークのきび砂糖)、塩(塩の花)を加える。やや甘めがベター
- 2の鍋に鶏のスープ大さじ1-2を加え、蓋をして弱火で4分蒸し煮にする
- 小さめのレードル一杯ほどの鶏のスープ(状態をみて適量)を加え、さらに2分(にんじんに火が入るまで)蒸し煮
- にんじんに火が通ったら、鶏のロースト(豚や仔羊もいいね)の肉汁を加え、さらに1分蒸し煮
- 粗みじん切りのパセリ、塩の花、胡椒を振り、仕上げにオリーブ油を回しかける
レシピは番組内のとおり。実際の料理では、レシピの1.5倍くらいの時間煮ました。できあがりは「とろけそうに熱々」(デュカス)、でも冷めたのもおいしいよ。
バターで調理したものより軽くって、でも、新にんにくとパセリとオリーブ油の香りはとても華やかで、いくらでも食べられそうなお味です。
お鍋のままテーブルに出して、おいしいパンとスープ、サラダと一緒に楽しいランチを演出してくれそうだし、お夕飯にたっぷりとしたお肉を焼いた時の付け合わせにもばっちりそう。
新にんじんを見かけたら、ぜひどうぞ。
でも、たぶんこんど新にんじん見つけたら、手元にカリブ産の美味しい砂糖と、砂糖きびからつくった濃厚なビネガーがあるから、それらを生かしたコンフィをつくってみたい気分。
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