実は、棚の奥にあっただけに賞味期限を約1年超過していたのですが、流石の発酵食品なので全然いける。しかも、使ってみれば、想像以上に簡単かつ美味しくお野菜の味を引き立ててくれる「まるでマジック」な調味料でした。
さてその後。
冷蔵庫には、サラダ向けにんじん、長野産セロリ、胡瓜と、野菜スティック向けの食材が顔を並べていました。いつもならアンチョビのソースでバリバリ食べるところですが、今の冷蔵庫には腐乳様がいらっしゃいます。
そこで、アンチョビを腐乳にリプレイスしたようなディップソースをこしらえてみました。
○材料
- 腐乳 1かけ
- オリーブ油 腐乳と同じくらい
- 長ねぎ 1-1.5cm、細かいみじん切り
- しょうが 長ねぎと同じくらい、すり下ろす
- にんにく お好みで、みじん切りorチューブorパウダー
○レシピ
- 耐熱容器に材料を入れ、腐乳をつぶしながら混ぜる
- 600wのレンジで30-40秒、油がふつふつし始める加減で、止めて、一度全体を混ぜる
- 再び、600wのレンジで20-30秒、ふつふつして数秒でストップし、もういちど混ぜてできあがり
いつものように、にんにく強めが好きではないので、今回はパウダーを使いましたが、お好きな方はみじん切りでもチューブでもよいと思います。手抜きレシピとしては、レバノン風にんにくペーストが冷凍してあれば、それを混ぜてもよいかもしれません。多分にレモンの酸味もプラスに働いてくれると思います。
さて、このディップ。無双においしい!しかも動物性の食品を含まないので、宗教的や信条的に制限がある方との食卓にも活用できそうです。
まずは野菜スティックに付けてみましたが、とりわけにんじんとの相性が抜群。この様子だと、キャロットラペの味付けに使ったり、にんじんサンドに入れてみたり、展開例がいくらでも浮かんできます。
あとゆで鶏があったので、かけてみました。味は中華系に振っているので、さしあたり薬味には小口切りの葱を。これも胸肉の淡泊な味わいを、オイルの食感とねっとりした腐乳のコクが補ってくれて、とんでもないおいしさです。発酵食品フレイバーがあるので、おそらく香菜とも相性がよさげかも。
ほかにも、いつぞや提案した禁断の馬鈴薯パーティーでも、ベイクド、ボイルド、フライド、どの調理法にも対応できそうで、レバノン風にんにくペースト、トスカーナポテト、バタータハーラ(レバノン風スパイシーポテト)に強力なライバル現る、といった雰囲気。さらにスパイスや豆板醤をはじめとしたエキゾチック調味料を加えれば、可能性は無限大な予感です。
このエントリにグッとくるようなすばらしい味覚をお持ちかつ、近所にエスニック食材が購入できるお店がある方は、明日にもお店に買いに走り、早速実践することを強くお勧めします。
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