例によってすっかりご無沙汰な更新になりましたが…
もう初夏に仕込むのがすっかり恒例となったプラムのチリ煮ですが、最近お気に入りの使い道がこのシロップと果肉をビールで割るもの。今まではヨーグルトにかけたり、(時には白いスピリッツとともに)ソーダで割ったりしていましたが、これがベストの用い方です。
ビールの苦みと、プラムの香り、シロップの甘さ、果肉のモロモロ感も日脚が伸びていくこの季節の夕方の気分をとても高めてくれます。当然、出盛り時期の夏にもよさげです。
でも、実はこのエントリの本当のポイントはシロップの部分ではなくて、
割り材にビールではなくて、発泡酒や第三のビールの類を使うことです。これまでも感じていたことですが、ビアカクテルの場合、単体で飲む時に感じる物足りなさが、逆に好ましい控えめさに転じると感じるようになってきました。
パナシェにしたり、シロップを割ったり、ドッグズノーズにしたり。0(ゼロ)っぽさや端麗さ、麦の風味を感じるものを使ってみたり、割るものとの相性で使い分けると、本物のビールでビアカクテルをつくるより、広がりがでてきます。
ちなみに今の自分におけるその極致が、アペロール用の割り材。これにはサントリーのオールフリー・レモンライムフレーバーが最強に合います。ぜひお試しください。
2015/04/02
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