2012/07/01

ホンモスロワイヤル

この春、新聞のテレビ欄をみてたら、BSデジタルのところで気になる番組を見付けました。BBC地球伝説という番組で、その回のタイトルは「シェフがめぐる地中海 豊かなる食の旅」。トルコとモロッコの食を訪ねる内容で、みつけたのが丁度放送中の時間だったため、途中からあわてて録画しました。

例によって、ツボにはまる食べ物の連続でしたが、その中で一番グッときたのが、シリアにほど近い、トルコのタルススという町の食堂で出されていたホンモス。

豪華な見かけから、旅人のシェフ氏が「ロワイヤルと名付けたい」と絶賛していた一皿。お皿に盛り付けたホンモスに、茹でたひよこ豆とスマック、コリアンダーの葉、パプリカとにんにくを加えた熱い油をかけてあり、油とスマックの赤やコリアンダーの緑、豆の黄色と彩りが印象的です。

その一皿を、ようやく実作しました。味はもう、見かけ通り!


基本、ホンモスにはにんにくも加えず、豆とごまとオイルのプレーンな味と香りを好みます。ですが、これはこれで、とても賑やかな味わいが素敵です。

にんにくは、テレビではみじん切りでしたが、実作時はパウダーを使ったので、焦げたフレイバーがより軽めな雰囲気。ここにコリアンダーの香りと、スマックのダイレクトな酸味が加わると、一皿くらいはぺろり。フブスと一緒に、栄養たっぷりのランチを楽しめちゃいます。

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