2017/03/27

牛腩([月南])大好き!

広東系のお肉料理では、何が好きって牛バラ肉の煮込み=紅焼牛腩(二文字目はにくづきに南=[月南]、環境によって表示されない場合もあるので以下はこの二文字合わせの方法で表記します)が大好きです。地方の中華レストランではなかなか食べられないので、県外で広東レストランに入った時には、かなりの確率で注文します。だいたい最後のお食事に、焼きそばまたは汁そばで頼むのがお約束です。

そんな紅焼牛[月南]を、ここ数年、自宅で作るようになりました。その理由はやっぱりコストコ。お肉コーナーにあるビーフリブフィンガー(中落ちカルビ)を、じっくり煮込んで広東味にします。このお肉の用途はほぼ固定していて、牛[月南]8、ビール煮2といったところ。洋風にするには、ワイン煮よりビール煮の方がどうも好みです。


紅焼牛[月南] 4人分

材料
  • ビーフリブフィンガー 4本
  • 香味野菜 ネギ、しょうが
  • スパイス類 八角・五香粉等、黒胡椒(粒、軽くつぶす)、ローリエなど
  • 紹興酒、砂糖、しょうゆ、オイスターソース、甜麺醤
レシピ
  1. ビーフリブフィンガーを四等分に切り、さっと下ゆでする。
  2. 1を油をひいた鍋で炒め、軽く焦げ目を付ける。そこにたっぷりのお湯を入れ、スパイス、香味野菜を入れて煮込み始める。あくを取る。
  3. あくが落ち着いたら、紹興酒と砂糖を入れ、約1時間半煮込む。
  4. 醤油、オイスターソース、甜麺醤少々を加え、やや薄味の煮汁でさらに約1時間半煮込む。
  5. 肉がスジまで軟らかくなったら、煮汁の味を調え、とろみを付ける。
  6. やきそばやご飯、汁そばの上に、ゆでた青菜と一緒に盛りつける。


スパイスは油鶏の時と同様、煮込み用の中華スパイスミックスを使用しています。八角が強いのが苦手な方がいらっしゃるときは、軽く五香粉を振ってほのかな中華フレイバー程度に抑えてもよいかもしれません。

料理本やレシピサイトなどをみると、中華らしく中華鍋で調理している画が多いのですが、自分の場合はじっくり煮込む調理のため、シチューのように鍋を用います。やきそばなどのあんかけを楽しむため、中華鍋な画像よりも煮汁も相当たっぷりにしています。

煮上がったものを冷凍することもありますが、その場合はとろみを付ける前の段階でとどめておきます。

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