2009/09/30

俺流にタルタルソース(tartar sauce)

基本的に、冷凍食品はあんまり使わないし、市販のお総菜なんかでも、冷食を揚げただけのコロッケなどのフライ類はそんなに好きではないのですが、例外があります。

それは、ほか弁ののり弁についてくる白身魚フライ。あれにお醤油をかけて食べるのが、なんともジャンキーながら、生活感に充ち満ちた和風な味わいが大のお気に入り。お総菜売り場でも時折、手が伸びてしまいます。

それを家庭で食べる時、もちろんお醤油も使うのですが、それと同時によく用いるのが、手づくりのタルタルソースです。

俺流タルタルソース
ゆで卵は使わず、ピクルスをたっぷり。レモン汁も効かせて、酸味は濃厚に。さらに、とっておきのあの材料もしっかり効かせて、市販品や洋食屋さんの味とは違う味に仕立てます。

◎レシピ

*材料(今回の分量、たっぷり2人前)

タルタル材料
  • きゅうりのピクルス小4-5本
  • 紫玉葱1/4個
  • 唐辛子のピクルス中1個
  • パセリ適量
  • マヨネーズ大さじ2
  • レモン汁大さじ1-2
  • EXバージンオリーブ油大さじ1
  • 塩、胡椒、お好みのスパイス

  1.ピクルス、玉葱、パセリをごく細かいみじん切り(だいたいの分量の目安はこんなかんじ)

タルタル材料刻み
  2.マヨネーズ、レモン汁、オリーブ油をよく混ぜ合わせ、1を加える
  3.最後にパセリを混ぜ、必要に応じて塩、胡椒などで味を調える

タルタル調理完了
唐辛子のピクルスは、そのまま囓ると、滅茶苦茶辛いのですが、このソースに加えたならば、やや辛めが過ぎたかも、っていう、辛い物好きには程よい加減で効いてきます。

このソース。何がよいって、洋食風のご飯だけでなく、ピクルスとレモン汁の勢いで、レバニーズの食卓ともよくなじみます。ホンモスタブレといったおなじみのメゼ(前菜)から、いつものお総菜をレバニーズの流れにつなげてくれる、頼りがいのある味方です。

買ってきた市販のフライを、軽く揚げ直す時、ついでにフブスもパリパリに揚げて添えると、レバノン風なフライドフィッシュの食卓みたいで、気分も華やぎますね。

2009/09/29

ひさしぶりに、普通のババガヌジ(Moutabbal)

もうずっと、ババガヌジ(ムッタバル)を、きちんとつくってませんでした。

ていうのも、マハシーのときにほぢくり出した茄子やズッキーニの中身を流用して作ることがほとんど。焼き茄子にしたものも、(レバニーズに振る時は)普通にサラダにして食べちゃったりして、すっかりごぶさたしてました。

でも先日、例によってファーマーズマーケットにお出かけした際、外来種な茄子を出している生産者の方がいました。そのラベルには「クリーミーな味」と。

外来種の茄子
お茄子+クリーミーという響きが、久しぶりにババガヌってみたい気分を誘ったので、このまあるい奴をオーブンに入れてみました。

◎レシピ
  1. 茄子が柔らかくなるまでオーブンで焼く
  2. 皮を剥き、フードプロセッサーでペースト状にする
  3. オリーブ油、ごまペースト(あればタヒニ、ねりごまで可)とにんにく(生でもおろしでも。いつもは乾燥粉を使用)を好みの量加え、さらにフードプロセッサーを回す
  4. レモン汁を加え、好みの酸味と堅さに調整しながら、さらに回して仕上げる
  5. 平たい鉢の内側に塗りつけるようにして盛りつける。真ん中のくぼみにはオリーブ油をたらす
  6. パン(フブスがあればベスト。フラワートルティーヤやピタなどで代用可。もちろん普通のパンでもオッケイ)でディップの様にすくって食べる

余っていたパセリとミニトマトでタブレもつくって、休日のサラダ系の軽いブランチと相成りました。

ババガヌジとタブレ
このお茄子。結構育っていたので、種がしっかりしていたのですが、ペーストにしてみたら、その黒さが意外に、貧乏人のキャビア風な外観上のアクセントになって、結果オーライです。

あと、きょうの工夫として、茄子の焼き上がりが今イチ固かったので、皮を剥いた茄子にオリーブ油をかけてレンジでチンしました。この工程で、クリーミーさ加減は増した筈。

マハシーの副産物としてつくるときは、ズッキーニが入るためどうしても風味が優しくなってしまうのだけど、きちんと茄子のフレイバーがするババガヌジ食べると、やっぱこのお料理らしい個性が立っていて気持ちがいいですね。

2009/09/28

甘い、甘い、台湾マヨネーズ(mayonnaise)

知る人ぞ知る、甘めな味わいが人気の台湾マヨネーズ

台湾マヨネーズ
3年前の台湾旅行のとき体験した、基隆の夜市の名物、栄養三明治(サンドイッチ)での、揚げパンとの相乗効果をなす、たっぷりした満足感を、なんとかもう一度味わえないかと、ずーっと悶々とした日々を過ごしていました。

本来はマヨネーズがあまり好きではないのだけれど、これは別。旅行のとき、スーパーでの買いだしで購入し忘れたのを、そらあ悔やんでいました。

そんな折、お友達が台湾に行く!との報が。
当然、頼みました。当然「はあ?」ってリアクションが出るのは承知の上ですが、一歩たりとも引く訳にはいきません。執拗にお願いしました。

そして今日、悲願の引き渡し+あの味との3年ぶりの邂逅となったわけです。

まず、パケ。原材料をみると、サラダ油に続いて2番目に砂糖の表記が。期待が高まります。あとは、粘度を増すための材料も添加してます。容器の中の風情は、油脂を1/3程度にカットしたマヨネーズ風ドレッシングなかんじ。蜂蜜入りの松田のマヨネーズレベルの問題とはもっともっと遠いところで、たぶんJAS規格(リンクはPDF)ではマヨネーズにはならないでしょう。

で、その味。

引き渡しは、なじみのカフェだったので、サラダをちょいと貰って味見。

うーん。

増粘剤かなんかのせいか、エマルション化しないまま固形になってるあぶらがありそうで、舌への最初のインパクトがよりグリス感が強い印象。でも、このしっかり甘い味は、とても好み。葉物野菜は、どうしても多少のえぐみが残るので、そこを過剰にマスキングする甘みのオラオラ感は好きです。

とりあえず、料理への応用としては、まずは皮蛋の入った栄養三明治風のサンドイッチ。それと、エビマヨ方面かなあ。

エビマヨは、エバミルク加えて、酸味を抑えつつ味のとろり感を増すのがセオリーだけど、これの場合、過剰な砂糖の味とグリス感に対処するため、柑橘とかハーブ・スパイス系の香りで味とフレイバーを引き締める、逆のアプローチでいってみると楽しいのかも。

2009/09/09

唐辛子ウオッカ(pertsovka)を自家製してみる

ファーマーズマーケットに行くと、お野菜も秋モード。生の唐辛子も並び始めました。いつもの年なら、そんなに心が動かないのですが、今年は違います。あの赤くて艶々した姿をみると、心がトキメキます。

その理由は、今年の夏、いつものバーでよく飲んだお酒にあります。例によって「なんか面白いのは?」という問いに、出してくれたのが自家製唐辛子ウオッカ。それを使った、ブラッディマリーに嵌りました。

唐辛子ウオッカといえばのペルツォフカですが、おなじみのやつは、今はもう生産してないらしく、ウクライナでは別なメイカーがいろいろ作っている状況だとか。ズブロッカとは違って、あんまり家飲みのお酒のイメージはないお酒だったのですが、今年の夏にとても気持ちよかった余韻が残っていたので、自家製してみよう、ってことにしました。

唐辛子ウオッカ
それも、2本も…

ウオッカは、僕の定番であるフィンランディアと、ロシア系な定番のストリチナヤ。種と取った生の唐辛子と、胡椒(赤、黒、緑)、それに赤いパプリカも加えます。

あんまり辛くしすぎると、ストレートでキュっと飲るのがつらくなるので、唐辛子は、とりあえず1本。2週間くらいしたら様子をみて、追加するかどうか考えようと思っています。

2本も漬けたのには訳があって、漬け込み時に冷凍してみたらどうなるかを実証してみようというのがその狙いです。梅酒でも、青トマトのピクルスでも活用した、素材を冷凍することで漬け込みを促進する方法。キンキンウオッカの中で漬けるとどうなるか気になっていたので、あわせて実験です。

*****

ついでに、ビネガーにも唐辛子とにんにくを漬け込みました。

唐辛子酢漬け
使い勝手はいろいろありそうだけれど、いつもはタバスコで代用しているコシャリ食べの時の必須調味料・シャッタの代わりにならないかな、なんて思っていたりします。

2009/09/06

Vive la ketchuppy!**ケチャップ愛を語る

先日、NHKのためしてガッテンという番組で、トマトケチャップについての番組が放送されていました。

ケチャップといも天
僕は、数ある調味料の中でもトマトケチャップが大好きで、ケチャップ愛の強さにはかなりの自負があります。当該番組も、そのよさをアピールしてくれているという点ではうれしいのですが、結局トマトの力を語るのみで、ケチャップ本来の実力の一部を説明したに過ぎない内容です。うまみだけなら、トマトコンサントレで十分ぢゃん。

残念ながら、制作者のケチャップ愛は足りないと言わざるを得ません。

さて、そんな僕はかつて、お友達のフリーペーパーにケチャップ愛を語る文章を寄稿したことがあります。もう10年近く前です。マヨチュチュな社会情勢の中、純粋マヨネーズ批判の形を取りながら、ケチャップの実力を礼賛したものです。

放送内容があまりに悔しかったので、今回、緊急再掲することにした次第です。

Vive la ketchuppy!

僕はトマトケチャップ愛好家です。

ファストフード店でポテトを注文したとき、店のおねえちゃんに「ケチャップ4つですかあ?(Sポテトの場合、Mのときは5、6個)」と怪訝そうな顔をされても、ケチャップは必須で正しい調味料なのです。世間一般に「マヨラー」と呼ばれる多くの信奉者を抱えるマヨネーズとの比較との上で、その優位性を明らかにしたいと思います。

まず、強調したいのは、ケチャップの味はトマトの旨み、換言するならグルタミン酸の旨みに基づいているということです。一般的に、あの甘ったるい味から、お子ちゃままたはアメリカ人の味覚の代表とされるケチャップの味ですが、味の基本はトマトのグルタミン酸の旨みであるということを再認識すべきです。

トマトの旨みは、地中海地方の味覚の根本を魚醤(ガルム)から奪い取った偉大な味わいです。魚醤の代替物という意味では、アジア世界における大豆醤油の旨みと同じくらいの価値を持つのです。この点だけでも、単調な油脂の味が支配的なマヨネーズとの優位性がご理解いただけると思います。

ところで、読者各位はどのような食品にケチャップを使用しますか?定番はオムライス、フレンチフライポテトなどといったところでしょうか。僕はさつまいもの天ぷらにケチャップというのがフェバリットです。まあ好みは人それぞれですが、ケチャップの相性のよい食品の共通項の一つとして挙げられるのは、油脂の味ではないでしょうか。揚げ物はその端的な例でしょう。

ケチャップは、まず前述のきっちりとした旨みで、強力な油脂の味を受けとめるだけの基礎体力を持っています。少しぐらい疲れた油脂で調理された食品でも、受容するだけの懐の深さがあり、腰砕けにならないのです。

その上で、あの酸味です。濃厚な油脂の旨みを緩和する作用があります。マクドナルドのポテトは動物油脂フライが特徴で、独特の“むつこさ”がありますが、酢とトマトの酸味はその濃厚さを和らげ、コクをより強調してくれます。これは、ラードフライの多い肉屋のコロッケとの相性のよさや、とんかつ専門店のたれがウスターソースだけでなくトマトの味が加えてあることが多いこととも無関係ではないと思います。

さらに、砂糖の甘味が油脂の甘味とあいまってマイルドな味わいに奥行きを与え、各種香辛料が甘、酸、塩、旨みといった強力な味わいのバランスをとっています。ケチャップ=ジャンクフードという図式が世間では出来上がっていますが、これは、すこしぐらい駄目な食品の味も矯正しうる、ケチャップの調味料としての類稀な実力が生んだ不名誉な誤解ともいえます。

まとめますと、ケチャップによって得られる美味しさは、これまで述べたような複雑な味わいが相互作用しあって成立しうるものではないかとおもいます。強力な油脂の旨みと酸味によって食材の味をねじ伏せて得られているマヨネーズの味わいとは違い、ケチャップはより複雑な呈味プロセスによって、食品の味を支えていることがご理解いただけたのではないでしょうか。以上の点を再確認された上、読者各位がケチャップの価値を再発見されることを希望します。
尚、今はアンチイスラエルな立場から、マクドナルドに行くことはほとんどありません。

2009/08/22

苦瓜(ゴーヤ)のマハシー(mahshi)

お友達が最近、マハシー(mahshi)をdigするお道具が、苦瓜をほぢくるにもとても便利♪、ってつぶやいてました。

細長い野菜をみると、ほぢくりたくなる質ではあるんですが、苦瓜の場合、もともと穴があるので、あんまりdig魂をくすぐられることもありませんでした。でも、たしかに詰め物には便利そう!、ってことで、マハシを実作してみることにしてみました。

定番のズッキーニやなすの場合はトマト味の煮込み調理、あとピーマンで塩レモン味煮込み調理ってのもしたことがあるけど、苦瓜の場合は色を失いたくないのでオーブン焼きがいいかも、って気分がしています。フィリングのお米は、詰める前に調理をほとんど終えておきます。

苦瓜のマハシ

◎苦瓜のマハシー

分量の目安

  • 苦瓜3-4本
  • 米1/2カップ
  • 牛挽肉50g
  • 玉葱1/2個
  • パセリ1/2束
  • クミン、コリアンダー、にんにく(生でも粉でも可)、塩、レモン汁、オリーブ油

  1. 苦瓜の端を切り、中の種とわたをくりぬく
  2. マハシーのフィリングを作る。米を十分に浸水させておく。玉葱とパセリのみじん切りに、スパイスと塩を混ぜ、味を均一にする。そこにレモン汁、オリーブ油を入れ、米と挽肉も混ぜ合わせる
  3. オリーブ油を温めたフライパンに2を入れ、適宜水を足しながらお米がアルデンテ程度になるまで煮る
  4. 1に3をしっかりと詰め、天板や耐熱皿に並べる。オリーブ油を振りかけて、180度で30分程度焼く
  5. 焼き上がったら、お好みでトマトソースやヨーグルトソースなどを添える

温かくても、冷べたくても美味しいのがマハシーのいいところの一つだけど、苦瓜の場合、熱いと苦みも強く出るので、個人的には冷めた状態の方が好み。ナイフを入れる時には、ズッキーニやなすよりも果肉の食感がしっかりしているので、(縦割りより)輪切りにしたほうが食べやすそうです。

今回は小さめの苦瓜を使用。そのうち1個は、ためしに生米を入れて焼いてみたのですが、デンプンが糊化しきれずに、駄目でした。

苦瓜はdigっていると、種がポロポロと海亀の卵のように出てくる。これがなかなかに楽しかったりして。ただ、果肉に近い部分の白いわたは、digする道具の先っちょの部分を上手く使っていかないと、なかなか取り除くことができないので、完全に除去しようとすると結構に骨が折れます。

苦瓜をdigする
フィリングが余ったら、冷蔵庫を覗いて適当な野菜をくり抜いて、中に詰めて一緒に焼けばオッケイ。この日は、丁度分量に見合いそうなトマトをほぢくりました。ほかには、なすでもズッキーニでも、ピーマンでも。ただ、じゃがいもや玉葱は加熱時間がもう少しかかりそうだから、微妙な選択かも。

個人的に、苦瓜は苦いからこそ旨い!、って主義なんだけれど、このお料理の場合は、苦みが勝った味わいがやや単調なので、ちょっと変化がほしい。だから、ソースを添えるか、ほかのお野菜も取り合わせるかした方が楽しいかも。

あと、なんやかんやと書いてきたけど、苦瓜もレモン+トマト味で煮込むと、やわらか+ふにゃ+ホロな食感とお米のもっちり感が絡んで美味しいだろうとも、思ったりする。

2009/08/17

G・COOKについて

地元・福井関係ののローカルネタエントリです。

こないだの「カリブ料理をつくって食べる会」で、会場としてお借りしたのが、福井市企業局のガス器具PR施設(アンテナショップ)「G・COOK」。

GCOOK外観
ここが、かなり料理マニア心をくすぐる場所だったので、その片鱗をちょこっとご紹介。

施設は最新のガスレンジ2台を備えた調理台と、テーブルなどが並んだスペース。ガスレンジはリンナイハーマンのもので、魚焼きグリルとオーブンも当然ついてます。

最新のガスレンジ
会では、ガスでの煮炊きはもちろん、揚げ物用の温度調節機能を活用したり、クレオールソースをかけるための魚や肉をグリルしたり、茹でたたらをオーブンで乾かしたり、と、その機能をふんだんに使わせていただきました。

ご飯は、五合炊きのガス釜、もしくは土鍋炊きです。
たしか、昔読んだ四コマ漫画のサザエさんで、大の大人がガス釜か電気釜かで激論してた一コマがあったような記憶がありますが、今となってはガス釜炊きのご飯も、一般家庭ではなかなか食べられなくなりましたね。

調理台には、食器洗浄機も装備されてます。ただ、野菜を切ったりする調理スペース
や水回りがやや小さいため、大人数、他品目での調理体験は厳しい。デモ中心で、3品目くらいまでのプログラム構成が限度っぽい感じです。

しかし、ここまでの説明は、まあガス器具のアンテナショップだったら当たり前の話。問題は、その他モロモロの調理器具にあったのです。

まず、銀色のものがいろいろ入っている引き出しを開けたところ目に飛び込んできたのは、ちょこっと料理に興味のある人なら見覚えのある、例の形。

柳宗理のキッチン用品
そう、ボウルとざる、レードル、ターナーなどはおなじみの柳宗理モノ。

次に、刃物系の引き出しを開けると、ピーラーとおろし器はOXOです。これで、このメイカーのサラダスピナーがあれば、ぜひ一度使ってみたいものですが、それは発見できませんでした。

包丁には、これまたおなじみのゾーリンゲンな双子マークが入っています。まあ、これも使い易いんですが、やっぱり福井でオサレ調理器具をそろえる以上、やっぱ川崎和男デザインの越前打刃物ものを、ペティナイフとか何種類かをそろえてほしかったものです。

GCOOKの鍋
鍋のところを覗くと、ダッチオーブン風な鉄鍋が。世の中、すっかりなんかっていうとストウブな今日この頃ですが、これで鉄鍋のまま「でーん」とテーブルに出す煮込み/ロースト系のお料理を試してみることができそうだし、ジェイミー・オリバーチックに洋風ガッツリ料理でラブリーに女の子をおもてなし、てな展開も楽しめそうですね。

その逆パターンを楽しむには、ルクルーゼチックなオーバルココット(追記:シャスールってとこのらしい。コメントで教えていただきました)で、フランス田舎料理/地方料理なママンな味で、オサレ男子の胃袋がほっこり掴め、って展開とか。

いずれにしても、この施設。こんな調理器具を使い倒すだけでたのしくってたまんない。次のお料理会は何にしようかと、思案六方(法?)な毎日です。

2009/08/10

ananas(パイナップル)とバナナのベニエ

カリブ料理をつくって食べる会のデザートは、まよわずこの一品になりました。

アナナのベニエ
ホントは、ライム風味でバナナを焼いたお料理や、マンゴーのグリエにパッションフルーツのソースをかけたのも、相当気になったけれど、時間が押していたので、けっきょくベニエだけになってしまったのです。

パイナップルとバナナのベニエ

◎材料(バナナも作る場合は衣の材料は倍)
  • パイナップル1個、または缶詰8切れ
  • 小麦粉125g
  • 卵2個
  • ライム1/2個
  • 砂糖大さじ2
  • ラムヴュー大さじ1
  • 塩1つまみ油
  • ビール350ml
  • 油大さじ2
  • 揚げ油
  • グラニュー糖 適宜

◎作り方
  1. 粉をふるい、粉を凹ませたところに塩、砂糖、油とビールも加え、種に根粘りけが出るまで混ぜ、常温で休ませる(できれば2h)
  2. 1に、卵の黄身と、泡立てた白身をそっと合わせ、ベニエの種にする
  3. (生を使用の場合)パイナップルを芯を取った輪切りにする。パイナップルをライムジュースとラムに浸す
  4. 揚げ油を温め、パイナップルにベニエの種を付けて、こんがり揚げる(5-6分くらい)。
  5. ベニエに砂糖をまぶして盛りつける。いちごや木苺など、赤い果物のピュレなどを添えても美味

今回の会には、そうとうフランス度の濃い方や、海外旅行が好きな方もいらっしゃったのですが、バナナやアナナ(パイナップル)のベニエをみると、思い浮かぶのはパリの中華料理屋のデザートや、バンコクでのデザートって人が多数。

とりあえず、このルセット通りにつくると、かなり種がしゃばしゃばなので、不安な方は適宜、粉や砂糖の分量を調整した方がよいとおもいます。

あ、個人的にも、バナナのベニエは、やっぱり5区あたりな中華屋さんなイメージが強いもので、がんがんにラムかけました。フランベには失敗したけど。

それと、勢いでグレナディンシロップをかけてみたけど、残念ながら、あいませんでした。これが、おなじ石榴でも、レバノンのナッツ屋で買ったさくろ風味のモラセスをかけたら意外に美味かったのかも・・・

2009/08/09

アンティーユ(antilles)風のサラダに挑戦

地元でも、8月に入ってようやく梅雨も明け、暑さも本番になってくると、いよいよ去年の夏に食べたカリブ飯がたべたくなってきました。

その勢いが、あまりにもガンガンきてたので、お友達を誘って、その名も「カリブ料理をつくって食べる会」ってのを開いてしまいました。

会場は、地元福井市企業局が開設するガスPR施設「G・COOK」(ここについては、少し感動したので別エントリ建てる予定)。

メニューは以下のとおり

前菜類(entrees)
  • たらのアクラ(揚げ団子、acras de morue)
  • たらのサラダ(chiquetaille de morue)
  • えびのエキゾチックサラダ(salade exixotique)
肉料理と魚料理(viande et poisson)

デザート(deserts)
  • パイナップルとバナナのベニエ(begnet d'ananas/banana)

いくつか初挑戦メニューがあるのですが、このエントリではアントレのサラダ二種のレシピをご紹介。いずれもCuisine creoleがネタ元です。


たらのサラダ

たらサラダ
◎材料
  • 塩干のたら(今回は生だらを塩ゆでして使用)400g
  • きゅうり1/2本
  • たまねぎ2個
  • パセリ1束
  • にんにく2かけ
  • とうがらし(鷹の爪を使用)1個
  • 油大さじ3
  • ビネガー1カップ

◎作り方
(塩干たらを使用の場合、生たらの場合は1,2を適宜変更のこと)

  1. 前日にたらを水に漬けて戻す。途中、何度か水を取り替える(生たらの場合は省略)
  2. 1(または生、甘塩のたらを)を大きめの塊にほぐし、オーブンやグリルで15分焼く。火加減に注意。焼けたらフォークでほぐす
  3. 野菜の下ごしらえをする。玉葱は小さく切る(粗みじんくらい)。にんにくはみじん切り。胡瓜は輪切り。唐辛子は種を取り除き、細かい輪切り。パセリはみじん切り
  4. ボウルでソースをつくる。ビネガーとにんにく、唐辛子を合わせたものに、たらの身を浸し、味を染みこませる
  5. 絞ったライムジュースを油と合わせ、にんにく、パセリ、きゅうりを加えてよく混ぜる6.たらに味がよく染みこんだらビネガーから取り出し、サラダボウルなどに盛りつける。上から(ビネガーの)ソースをかけ、5きゅうりを飾り付ける

たらは生を使用したため、アクラ用と一緒に、(サラダやコロンボの残りの)香味野菜くずを加えて塩ゆでし、オーブンでさっと乾かしてつくりました。

にんにくの入ったビネガーとたまねぎの力で、たら独特の臭みも押さえられ、ライムと唐辛子の辛さでエキゾ風味もプラス。ランチや、日の高い時間帯の夕飯のアントレにはもちろん、サンドイッチにしてもよさげだし、アクラの揚げ玉と一緒に、ご飯とからめても楽しめましたよ!

*****

えびのエキゾチックサラダ

えびサラダ
◎材料
  • えび8匹
  • グレープフルーツ1個
  • アボカド1個
  • トマト4個
  • とうもろこし適量(缶詰なら小1缶)
  • ライム1個
  • パセリみじん切り大さじ1
  • カレー粉ひとつまみ
  • マヨネーズ
◎作り方
  1. えびをクールブイヨンの中で加熱し、水分を切り冷やす
  2. トマトをくりぬく。ライムのジュースを絞る
  3. アボカドを細かく刻み、変色を防ぐためライムジュースをまぶしておく。グレープフルーツも果肉を刻む
  4. えびのからを剥き、(缶詰の場合)トウモロコシをさっと洗う。
  5. マヨネーズにカレー粉、グレープフルーツ、えび、トマトの果肉、とうもろこし、アボカド、パセリを加えて和え、トマトに詰める。できたてを召し上がれ

今回、料理数をあまりに多くしたためか、時間がかなり押してしまい、トマトへのファルシは割愛。かわりに、サラダに入れようと買っておいたパプリカを容器にしてみました。あと、とうもろこしも入れ忘れ。

味は、材料を眺めたとおり、さっぱり、とろり、プリプリと味のバリエーションが賑やかで、華やかに楽しめます。好みでスパイスやハーブの効かせ方を、さらにひと工夫すると、より個性的な味になって楽しいかも。

マヨネーズベースのソースで和えて時間が経ったせいか、全体の味がなじんだ外観になっていますが、来客用に見栄え重視でつくるなら、トマトは種をとってしっかり水分を切り、食べる直前にソースをさっと和えれば、アボカドやトマト、とうもろこしの色のコントラストを生かせそうです。

2009/08/03

モヒート(mojito)を野点で楽しむ

きょう、地元で花火大会がありました。お伴の飲み物を何にしようかと、冷蔵庫あたりを物色してみると、ミントが残っていたので、ラムと一緒に持って行くことに。

ラムは、もちろんバカルディです(工場見学の会では、キューバの現状から鑑みるに、ハバナクラブ使うべきだ、っていってたくせに)。ミッドタウンの水花火の会場で、バカルディモヒートの屋台がでてるのをテレビでみて、負けてられるか!、って少し思ったってのもあるんだけれど。

てなわけで、クーラーバッグにガス水と、氷、それにミントの葉と、ちいさいポッカ100レモンを詰めてお出かけです。もちろん、カリブのきび砂糖も忘れずに。
グラスは、ピクニック用に数を持っている小さめのデュラレクス

こいつに、ミントと砂糖とラムを入れて、スプーンでガシガシと、まるで納豆を混ぜる人のようにこねくりまわして。あとは、ガス水と氷を入れるだけ。

野点してモヒート
これが、花火待ちのまったりした時間の話。
いいよ。日が暮れていく時間に、外で風に吹かれながら飲むラムカクテルは。

ぶっちゃけ、今までモヒートはそんなに好きではありませんでした。飲んだことのある場所は、いずれもバー。室内。

それが、きょう屋外で、甘さを強めにして飲んでみたら、全然んまい。とってもんまい。初めてツボにはまりました。

あと地元では何回くらい花火あるんだろう。できればこんどはもっと賑やかに、モヒートパーティーをやらかしてみたい気分。