2009/08/10

ananas(パイナップル)とバナナのベニエ

カリブ料理をつくって食べる会のデザートは、まよわずこの一品になりました。

アナナのベニエ
ホントは、ライム風味でバナナを焼いたお料理や、マンゴーのグリエにパッションフルーツのソースをかけたのも、相当気になったけれど、時間が押していたので、けっきょくベニエだけになってしまったのです。

パイナップルとバナナのベニエ

◎材料(バナナも作る場合は衣の材料は倍)
  • パイナップル1個、または缶詰8切れ
  • 小麦粉125g
  • 卵2個
  • ライム1/2個
  • 砂糖大さじ2
  • ラムヴュー大さじ1
  • 塩1つまみ油
  • ビール350ml
  • 油大さじ2
  • 揚げ油
  • グラニュー糖 適宜

◎作り方
  1. 粉をふるい、粉を凹ませたところに塩、砂糖、油とビールも加え、種に根粘りけが出るまで混ぜ、常温で休ませる(できれば2h)
  2. 1に、卵の黄身と、泡立てた白身をそっと合わせ、ベニエの種にする
  3. (生を使用の場合)パイナップルを芯を取った輪切りにする。パイナップルをライムジュースとラムに浸す
  4. 揚げ油を温め、パイナップルにベニエの種を付けて、こんがり揚げる(5-6分くらい)。
  5. ベニエに砂糖をまぶして盛りつける。いちごや木苺など、赤い果物のピュレなどを添えても美味

今回の会には、そうとうフランス度の濃い方や、海外旅行が好きな方もいらっしゃったのですが、バナナやアナナ(パイナップル)のベニエをみると、思い浮かぶのはパリの中華料理屋のデザートや、バンコクでのデザートって人が多数。

とりあえず、このルセット通りにつくると、かなり種がしゃばしゃばなので、不安な方は適宜、粉や砂糖の分量を調整した方がよいとおもいます。

あ、個人的にも、バナナのベニエは、やっぱり5区あたりな中華屋さんなイメージが強いもので、がんがんにラムかけました。フランベには失敗したけど。

それと、勢いでグレナディンシロップをかけてみたけど、残念ながら、あいませんでした。これが、おなじ石榴でも、レバノンのナッツ屋で買ったさくろ風味のモラセスをかけたら意外に美味かったのかも・・・

2009/08/09

アンティーユ(antilles)風のサラダに挑戦

地元でも、8月に入ってようやく梅雨も明け、暑さも本番になってくると、いよいよ去年の夏に食べたカリブ飯がたべたくなってきました。

その勢いが、あまりにもガンガンきてたので、お友達を誘って、その名も「カリブ料理をつくって食べる会」ってのを開いてしまいました。

会場は、地元福井市企業局が開設するガスPR施設「G・COOK」(ここについては、少し感動したので別エントリ建てる予定)。

メニューは以下のとおり

前菜類(entrees)
  • たらのアクラ(揚げ団子、acras de morue)
  • たらのサラダ(chiquetaille de morue)
  • えびのエキゾチックサラダ(salade exixotique)
肉料理と魚料理(viande et poisson)

デザート(deserts)
  • パイナップルとバナナのベニエ(begnet d'ananas/banana)

いくつか初挑戦メニューがあるのですが、このエントリではアントレのサラダ二種のレシピをご紹介。いずれもCuisine creoleがネタ元です。


たらのサラダ

たらサラダ
◎材料
  • 塩干のたら(今回は生だらを塩ゆでして使用)400g
  • きゅうり1/2本
  • たまねぎ2個
  • パセリ1束
  • にんにく2かけ
  • とうがらし(鷹の爪を使用)1個
  • 油大さじ3
  • ビネガー1カップ

◎作り方
(塩干たらを使用の場合、生たらの場合は1,2を適宜変更のこと)

  1. 前日にたらを水に漬けて戻す。途中、何度か水を取り替える(生たらの場合は省略)
  2. 1(または生、甘塩のたらを)を大きめの塊にほぐし、オーブンやグリルで15分焼く。火加減に注意。焼けたらフォークでほぐす
  3. 野菜の下ごしらえをする。玉葱は小さく切る(粗みじんくらい)。にんにくはみじん切り。胡瓜は輪切り。唐辛子は種を取り除き、細かい輪切り。パセリはみじん切り
  4. ボウルでソースをつくる。ビネガーとにんにく、唐辛子を合わせたものに、たらの身を浸し、味を染みこませる
  5. 絞ったライムジュースを油と合わせ、にんにく、パセリ、きゅうりを加えてよく混ぜる6.たらに味がよく染みこんだらビネガーから取り出し、サラダボウルなどに盛りつける。上から(ビネガーの)ソースをかけ、5きゅうりを飾り付ける

たらは生を使用したため、アクラ用と一緒に、(サラダやコロンボの残りの)香味野菜くずを加えて塩ゆでし、オーブンでさっと乾かしてつくりました。

にんにくの入ったビネガーとたまねぎの力で、たら独特の臭みも押さえられ、ライムと唐辛子の辛さでエキゾ風味もプラス。ランチや、日の高い時間帯の夕飯のアントレにはもちろん、サンドイッチにしてもよさげだし、アクラの揚げ玉と一緒に、ご飯とからめても楽しめましたよ!

*****

えびのエキゾチックサラダ

えびサラダ
◎材料
  • えび8匹
  • グレープフルーツ1個
  • アボカド1個
  • トマト4個
  • とうもろこし適量(缶詰なら小1缶)
  • ライム1個
  • パセリみじん切り大さじ1
  • カレー粉ひとつまみ
  • マヨネーズ
◎作り方
  1. えびをクールブイヨンの中で加熱し、水分を切り冷やす
  2. トマトをくりぬく。ライムのジュースを絞る
  3. アボカドを細かく刻み、変色を防ぐためライムジュースをまぶしておく。グレープフルーツも果肉を刻む
  4. えびのからを剥き、(缶詰の場合)トウモロコシをさっと洗う。
  5. マヨネーズにカレー粉、グレープフルーツ、えび、トマトの果肉、とうもろこし、アボカド、パセリを加えて和え、トマトに詰める。できたてを召し上がれ

今回、料理数をあまりに多くしたためか、時間がかなり押してしまい、トマトへのファルシは割愛。かわりに、サラダに入れようと買っておいたパプリカを容器にしてみました。あと、とうもろこしも入れ忘れ。

味は、材料を眺めたとおり、さっぱり、とろり、プリプリと味のバリエーションが賑やかで、華やかに楽しめます。好みでスパイスやハーブの効かせ方を、さらにひと工夫すると、より個性的な味になって楽しいかも。

マヨネーズベースのソースで和えて時間が経ったせいか、全体の味がなじんだ外観になっていますが、来客用に見栄え重視でつくるなら、トマトは種をとってしっかり水分を切り、食べる直前にソースをさっと和えれば、アボカドやトマト、とうもろこしの色のコントラストを生かせそうです。

2009/08/03

モヒート(mojito)を野点で楽しむ

きょう、地元で花火大会がありました。お伴の飲み物を何にしようかと、冷蔵庫あたりを物色してみると、ミントが残っていたので、ラムと一緒に持って行くことに。

ラムは、もちろんバカルディです(工場見学の会では、キューバの現状から鑑みるに、ハバナクラブ使うべきだ、っていってたくせに)。ミッドタウンの水花火の会場で、バカルディモヒートの屋台がでてるのをテレビでみて、負けてられるか!、って少し思ったってのもあるんだけれど。

てなわけで、クーラーバッグにガス水と、氷、それにミントの葉と、ちいさいポッカ100レモンを詰めてお出かけです。もちろん、カリブのきび砂糖も忘れずに。
グラスは、ピクニック用に数を持っている小さめのデュラレクス

こいつに、ミントと砂糖とラムを入れて、スプーンでガシガシと、まるで納豆を混ぜる人のようにこねくりまわして。あとは、ガス水と氷を入れるだけ。

野点してモヒート
これが、花火待ちのまったりした時間の話。
いいよ。日が暮れていく時間に、外で風に吹かれながら飲むラムカクテルは。

ぶっちゃけ、今までモヒートはそんなに好きではありませんでした。飲んだことのある場所は、いずれもバー。室内。

それが、きょう屋外で、甘さを強めにして飲んでみたら、全然んまい。とってもんまい。初めてツボにはまりました。

あと地元では何回くらい花火あるんだろう。できればこんどはもっと賑やかに、モヒートパーティーをやらかしてみたい気分。

2009/07/18

青いトマトをピクルスにしてみた

おかげさまでいろんな野菜をいただけて、まだまだ続く野菜シリーズ。畑の前でうだうだ喋っていたら、青いトマトも持ってく?って話になりました。

青トマト
へ?、外国の人みたいにサラダにするの?、そういえば台湾屋台料理の栄養三明治(栄養サンドイッチ)の青いトマトも、甘いマヨネーズと相まって美味しかったし、って思いを巡らしていたところ、

「これねえ、ピクルスにするの」

とのこと。

丁度、頭に浮かんでいた味が甘いマヨネーズベースの味だったためか、甘めの液で漬け込んだ青トマトの風味と味を想像することは、そんなに困難ではなく。いやむしろ、この梅雨の蒸し暑さの中、あの台湾での味わいが心地よく思い出されてしまったので、いざ興味しんしん丸に、チャレンジjoyです。

青トマトをピクルスに漬け込み
◎青いトマトのピクルス
  1. 洗って水を切った青いトマトを凍らせる
  2. 白ワインビネガーと水を1:1弱程度に合わせた液に、かなりの分量の砂糖と、適量の塩を加えて煮立たせ、ピクルス用のスパイスミックス(マスタードシードやコリアンダーやオールスパイスやその他いろいろ入った市販品)を入れて火を止める。液の甘さや塩加減はお好みで。
  3. 煮沸殺菌した広口瓶に凍った青トマトを入れ、冷めた2の液とディルの葉(今回はドライ)を加えて漬け込む

なんでも、ポイントは凍らせたトマトを漬け込むことらしい。梅酒なんかでもよく耳にする、細胞壁を壊して漬け込みを促進する手法と思われます。

写真の瓶の風景がなんかかすんでいるのは、冷たいトマトにピックル液を流し込んだことによるものです。

とりあえず、1週間くらい漬け込んで味見をしてみたいと思います。できあがりがどうなるか、乞御期待。

続・コールラビ:こんどはグラタン

こないだ、初めてお料理したコールラビ。とても美味しかったので、くれた方に感謝の意を伝えると、またまたもらえました。で、今度はグラタンです。

ローストでの反省もあったので、下茹でしてからの焼き。玉葱とベシャメルとチーズだけのシンプルレシピです。

コールラビのグラタン

◎コールラビのグラタン
  1. コールラビを食べやすい大きさ(今回は2*2*5cmくらいの角切り)に切り、塩を入れたお湯で5-7分ほど茹でる
  2. 薄くバターを引いたグラタン皿に、よく水分を切った1、スライスした玉葱を入れ、塩、こしょう、バターをまぶす(コールラビは熱いうちにこの作業をする)
  3. 2にベシャメル、チーズ、バターを乗せて、220度のオーブンで10-15分焼き、焦げ目を付ける

うまい!!!! いままでの3品では、これが一番。

グラタンの大定番・カリフラワーは、あの独特のテクスチャが苦手なんだけれども、コールラビはしっとり感強めのホコホコ加減なので、より自分のスイートスポットに入ってきます。

グラタンと一緒に、ローストにも再チャレンジしてみました。

コールラビのロースト再び
こちらは、前回の反省もあり下茹でしてから、グラタンと一緒の温度で焼きに入っってみました。前述の通り、高めの温度でガッと焼いた方が美味そうかも、っていう推論に基づいての行動だったのですが、どうやらこのローストは、180-200度で、2-30分ほど焼いた方が塩梅がよさそうです。

あと、トマトも加えたのは大正解でした。この分量の2-3倍入っても、全然味のバランスが崩れず、美味しくいただけると思います。

2009/07/07

コールラビを初めて調理した

引き続き、お野菜系エントリです。

コールラビ
じゃがいもを呉れた方に、コールラビもいただきました。このお野菜、実は食べたことなくて、扱うのも初めてだけれど、新にんじんブームでプロバンサルなムードと体質が高まってきているので、これも洋風で。

とはいえ初めての素材。しかも手元の文献みても、これといったレシピもない。そんなわけで、今回は生=サラダ、加熱=ロースト、二通りのシンプルなお料理でいただいてみました。

◎コールラビのサラダ

コールラビのサラダ
  1. コールラビの皮を剥き、細切りとピーラーでの薄切りにする
  2. フレンチドレッシングを作る
  3. 1に2をかけ、パセリのみじん切りを振りかける

ドレッシングも白ワインビネガーとピュアオリーブ油、塩、胡椒、マスタードと定石どおり。

初めて食べたけど、シャキシャキでもしんなりでも、どっちでもいける。サラダ方面だったら、青パパイヤ方面のアジア風な味でもokke?、っても思ったけれど、それだったら別にコールラビ使う必要もないし、アジア風なら蒸しあんかけ料理とかにした方が楽しいかも。

◎コールラビのロースト

コールラビのロースト
  1. コールラビ、赤たまねぎ、ねぎ、アスパラをざく切り
  2. 1に塩、胡椒、エルブドプロバンス、オリーブ油をまぶす
  3. 2の野菜をグラタン皿などに広げ、180度のオーブンで25分焼く
  4. 焼き上がったら、エキストラバージンオリーブ油とフルールドセルを振る

時節がら、材料は全部新物。アスパラも、畑にひょろりんと生えてたのを、その場で4,5本切ってもらえたものです。

コールラビローストの下ごしらえ
コールラビにしっかり火が入ると、やんわりほっこりで、香味野菜の香りもほんのり移って、とても美味しいのだけれど、やや火の通り方にムラも。

ジェイミーテレビでいってたみたく、軽く下茹でするか、レンジでチンしてから、もっと高めの温度で短めの時間でガッと焼くと、このおいしいテクスチャと、素材の甘みが生きた味になり、さらに焦げによる美味しいフレイバーも強くなって、さらに幸せ度が高まるかも。

とはいえ、このざっくり切り野菜のローストはとても美味しかったので、もっといろんな野菜を使って、試してみたいとおもいます。

2009/07/05

じゃがいも色とりどり

にわかに、野菜料理づいている、このブログ。引き続き今回も野菜系です。

ところで最近、知人で、ホテルのレストラン向けに珍しい野菜を栽培している人がいて、ちょこちょこ、変わった野菜をいただけます。

塩っぱい味の葉っぱとか、生食してもオッケイなかぼちゃとか。で、いろんな種類のじゃがいももいただきました。紫のや、赤いのやオレンジっぽいのやら。白いやつも、メジャーな品種名ではなかったと記憶しています。

色々なじゃがいも
さて、どうするか。せっかくの色を生かさない手はないし、でも暑い日が続くから、煮物はやだし、ってことで、オイルとレモン汁のドレッシングでプレーンなサラダにしました。

じゃがいものサラダ
◎レシピ
  1. じゃがいもを皮付きのまま茹で、熱いうちに皮を剥く
  2. ボールにレモン汁、オリーブ油(今回は1:1ほど)、スパイス(同オールスパイス少々、クミン)、胡椒、塩を合わせたものに、1のじゃがいもを食べやすい大きさに切り、熱いうちに和える
  3. ドレッシングがよく絡まったら、みじん切りのパセリを混ぜる
  4. 皿などに盛りつけ、好みでシナモンやスマックを振る

和えるハーブは手堅くパセリにしたけれど、これをディルにしてみたり。スパイスもクミンを使えばアラブチックな風味だけれども、フェンネルシードにしたり、マスタードを混ぜたりしてみたり、って混ぜ込むスパイスやハーブでフレイバーの振り幅は自在に調整可能。

仕上げスパイスも、スマックとシナモンでは全然キャラが違ってきくる。レモン汁の代わりに、ハーブビネガーとか使っても香りが華やぎそうだし。

ゆでたじゃがいも
今回は常温で焼いたお肉の付け合わせにしたけど、本当は休日の昼下がりの時間に、できたての温かな状態であんぐりと口に放り込み、ビールをググって流し込むのが一番気分いいんだろうなあ、とは思う。

2009/07/04

新にんじんのオレンジ煮

新にんじんシリーズ3つ目は、オレンジ煮。

にんじんのオレンジ煮
引き続き、元ネタはロブションのシンプルフレンチですけれど、オリジナルのレシピをお手軽にアレンジしてつくってます。

番組では、オレンジとローズマリー風味のお料理だったのですが、ローズマリーが手元になかったので、にんじんのお友達・クミン(粒)とエルブドプロバンスの香りでごまかして、あと本シリーズお約束のカリブの砂糖きびの勢いでねじ伏せました。

ゲストのシェフはモーリス・ギルエ氏。恵比寿のタイユバン・ロブションのシェフ(だった?)らしいですが、どうも日本人をなめ腐った発言が耳に触ります。

◎レシピ(にんじん7-10本程度)
  1. 鍋に皮を剥いた新にんじんを並べ、オレンジジュース100ml、オリーブ油大さじ2、塩、砂糖(きび砂糖)胡椒を入れて火にかける
  2. 煮立ったら弱火にして蓋をし、15分ほど煮る。途中でにんじんを裏返す。
  3. にんじんが柔らかく煮えたら取り出して皿に取る
  4. 残った煮汁に砂糖を適量加え、とろみがつくまで煮詰める。さらに、ビネガー(今回は砂糖きびビネガーを使用。お好みのワイン系ビネガーで可)を加え、一煮立ちさせたら火を止める
  5. 3のにんじんに、4のソースを漉したものをかけ、ハーブ(セルフィーユやパセリ)をかける

オレンジ煮の鍋
(火にかける前の鍋の様子)

テレビのレシピでは、煮汁に相当量のオリーブ油を添加して、バーミクスでかき混ぜて乳化したソースに仕立てていたけれど、日本人感覚ではそれはかなり油っこそうなので、煮汁を煮詰めるだけで十分だとおもいます。

にんじんの濃いオレンジに、ソースの明るめのオレンジがグラデーションして、非常に気分よさげなお料理なんだけれど、あまりに軽くてご機嫌な味に、おやつとしてパクパク摘んでしまい、なくなってしまうこと必至です。

そんな、ちょっとしたおつまみにも、よりごってりしたロースト系のお肉の付け合わせにも、万能に使えそうな頼もしい奴です。

2009/07/03

にんじんのコンフィ

先日のココット以降、ちょいと新にんじんがマイブームです。そこで、こんどはコンフィにしてみました。ネタ元は同じくロブションのシンプルフレンチなんですが、そこに出てくる材料(パンデピス)がないので、基本の調理法は参考にしながら、好きなように作ってみました。

にんじんのコンフィ
◎レシピ(人参12本程度で)
  1. 皮を剥いた新にんじんを鍋に並べ、オリーブ油(大さじ2ほど)を絡ませつつ、表裏を軽く炒める。焼き色は付けない
  2. 塩と砂糖(きび砂糖)少々を振り、チキンブイヨン少々を加え15分ほど蒸し煮にする。
  3. にんじんが柔らかくなったら、さらに砂糖を大さじ2ほど加え、ビネガー(今回は砂糖きびビネガー)大さじ1を加え、水気が少なくなるまでコトコト煮る
  4. 人参を取り出した鍋に、さらにビネガー3-50ccと砂糖適量を入れ、カラメル化手前くらいまで煮詰める
  5. 皿に盛った人参に4のソースをかけ、香草(パセリやセルフィーユ)のみじん切りを振りかける

オリジナルは、春野菜2の回でフレデリック・アントン氏が紹介していた、パンデピスをほぐし煮たものにカラメルを合わせたソースをかけたもの。

でも、思い立っても材料入手も難しそうだし面倒くさいので、カリブの島のムードが満点の砂糖きびの香りが立った味わいを意識してみました。正解。

あと、オリジナルのレシピでは、蒸し煮の時にバターを加えているけど、今回はそれは割愛。

ていうか、ここまで2品の人参料理を作ってみて、オリーブ油って、バターなんか目じゃないくらい人参に合うってことを、再認識させられました。

油を料理に使うことの、味わいの面での最大のメリットは、サラダパン再現の回で書いたように、油の味で素材のアクをマスキングして、よい味を強調することだとおもうのですが、オリーブ油で料理すると、人参の青臭さが本当に消える!

たぶん、子どもたちが人参を嫌いな主要な理由は、あの臭いにあるとおもうんだけれど、オリーブ油調理だと、その臭いがすっきり消えて、新にんじんの柔らかい甘さだけが現れます。流石に、フランス人のレシピ通りじゃ油多すぎに思えるので、やや控えめにしてみても、です。

このお料理と、次に挑戦予定のオレンジ風の二品を、機会をみて人参嫌いな子どもにぶつけてみたいものです。

2009/06/26

新にんじんのココット:アラン・デュカスのレシピで

きょう、地元のファーマーズマーケットに、午前中に行くことができました。この午前中ってのが大きなポイント。朝早くから、たくさんのお客さんが来るので、昼前にはなくなってしまうお野菜も多いのです。

で、売っているのは知っていたけれど、なかなか買えなかったお野菜を今日は購入できました。葉っぱのついた新にんじんです。

新にんじん新たまねぎ新にんにく
新にんじんといえば、お気に入りのテレビ番組、ジョエル・ロブションのシンプルフレンチcuisinez comme un grand chef、吹替版はあなたもグランシェフ)でしばしば登場する食材。

コンフィや「オレンジとローズマリーの香り」など、気になるお料理がある中で、今日の一品に選んだのは、アラン・デュカスAlain Ducasse)が登場する「春野菜(その1)」で紹介されていた、新にんじんのココット。

これまた、いいタイミングに、家には新たまねぎ、乾燥させてない新にんにく、そして摘みたての柔らかいパセリ、と必要なお野菜はすべて揃っています。

最後にオリーブオイルでの香り付けが入り、デュカスの「名前入り」なこの一皿にチャレンジの一手です。

新にんじんのココット
◎レシピ(新にんじん12本、新たまねぎ4個程度で)
  1. 鍋にオリーブ油大さじ3を入れ、皮付きの新にんにく3-4かけの香りを出す
  2. 1の鍋に、葉5cmを残して皮を剥いた新にんじんと、皮を剥いた玉ねぎを入れ、砂糖(きょうはマルティニークのきび砂糖)、塩(塩の花)を加える。やや甘めがベター
  3. 2の鍋に鶏のスープ大さじ1-2を加え、蓋をして弱火で4分蒸し煮にする
  4. 小さめのレードル一杯ほどの鶏のスープ(状態をみて適量)を加え、さらに2分(にんじんに火が入るまで)蒸し煮
  5. にんじんに火が通ったら、鶏のロースト(豚や仔羊もいいね)の肉汁を加え、さらに1分蒸し煮
  6. 粗みじん切りのパセリ、塩の花、胡椒を振り、仕上げにオリーブ油を回しかける

レシピは番組内のとおり。実際の料理では、レシピの1.5倍くらいの時間煮ました。できあがりは「とろけそうに熱々」(デュカス)、でも冷めたのもおいしいよ。

バターで調理したものより軽くって、でも、新にんにくとパセリとオリーブ油の香りはとても華やかで、いくらでも食べられそうなお味です。

お鍋のままテーブルに出して、おいしいパンとスープ、サラダと一緒に楽しいランチを演出してくれそうだし、お夕飯にたっぷりとしたお肉を焼いた時の付け合わせにもばっちりそう。

新にんじんを見かけたら、ぜひどうぞ。

でも、たぶんこんど新にんじん見つけたら、手元にカリブ産の美味しい砂糖と、砂糖きびからつくった濃厚なビネガーがあるから、それらを生かしたコンフィをつくってみたい気分。