2008/10/12

Rhum::アルディ(hardy)跡

蒸留所跡にいたとかげ大西洋側中部のトリニテ(trinite)という町から、東に突き出た半島にタルタヌ(tartane)という村があります。デパズの時にでてきたシャトー・デュブックの遺跡がある半島です。ヴァカンスでやってきた人が滞在するような「ツーリストの村」です。

そこに、マルティニークの観光マップでは蒸留所の印が打ってあります。それがアルディです。海岸沿いの道を走ると看板も出ていますが、かなり昔から蒸留はしていないそうです。

蒸留所の遺構
通りに面した建物はお土産屋さん、蒸留施設跡の奥にある建物からは、なにやら香ばしい匂いがすると思ったら、今はパン屋さんになってました。

アルディ名のラムは製造され、村の入口のガソリンスタンド兼よろず屋では、同社のラムも販売していましたが、パン屋のおじさんによれば、蒸留も熟成・瓶詰めも別の土地でしていて、今はここではなんにもしていないそう。

今はパン屋さん
でも、せっかくなので遺構を見学してみました。

錆びた発酵槽
発酵槽は完全に錆さび。

残されたムーラン
でも、かなり昔に蒸留を止めたといっていたわりには、わりにきれいなムーラン。

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